N・S 様
- お住いの地域
- 神戸市灘区
- ご年齢
- 39歳
- お仕事
- 主婦
- お悩みの症状
- 左足の巻き爪
N・S 様が当院に来院された経緯
去年の夏から左足が爪が刺さっているような感覚で痛みがでた。おそらく自分で見ても巻き爪だろうなと思い、近くの整骨院に行き巻き爪と診断される。
そこの整骨院で施術はワイヤーとテープをしていったんは痛みは引くが、数ヶ月するとまた痛みが出始める。またワイヤーをしたら良いのかなと思ったが、子供がいて自分の為だけに何回も病院や整骨院に行くのも難しい。その為、もう再発して欲しくない。という事で色々ネットで検索していくと当院を発見し再発まで防ぐという記事をみて当院に来院。
こんにちは。本日担当させてもらいます谷です。よろしくお願いします。
今回N・Sさんは巻き爪という事ですが、詳しく教えてもらっていいですか??
はい。1年前から巻き爪で痛みがありました。まず、巻き爪はどこで施術が可能か分かりませんでした。ネットで検索していると爪に穴をあける。メスを入れる方法を発見しましたがどれも怖くて施術に踏み込めませんでした。
ただ、それらの方法でなくワイヤーで爪をあげる、テープを貼ってあげる。という施術が近くの整骨院でやっていたので最初はそこにいきました。
痛みはマシになりましたが、数ヶ月すると違和感が出てきてしまいました。ただ、子供がいてるのでそんなに自分のためだけに何回も病院通いは厳しいな。と、思い違和感をガマンしてきました。
ガマンしていると次はまた痛みが出るようになりました。
そうでしたか。せっかく施術を受けてもまた再発してしまったのは辛いですね。
確かに、僕も子供がいますが気を使いますよね・・・。ただ、うちは子供が来ても全然大丈夫なので気を使わないでくださいね。(笑)
そうですか。では、次から子供も連れてきます。(笑)
ただ、これは仮にまたよくなったとしてもまた爪が伸びると再発するもんですかね?
確かにワイヤーだと爪はかなり綺麗にもなるし痛みもなく、歩けるようにもなります。
ただ、習慣が悪い場合はそれだけしても再発する可能性も出てくるのでN・Sさんの場合は爪以外にも問題があるかもしれないので検査をしていきますね。
検査の結果
検査をしていくと、歩き方と足のアーチが出来ていない事が判明。
N・Sさんの巻き爪を引き起こしているのは爪自身ではなく
歩き方
足のアーチが問題。
なぜ、これらが悪くなると爪に問題が起こるかというと
N・Sさん自身も気づいていませんでしたが足を交差して歩いていました。これをしてしまうと内側に体重がのってしまい親指が力んでしまうと爪にストレスがかかる。
足のアーチの役割はまず歩く時にクッションを出してくれること。ただ、アーチがない人だとこのクッションがなくなり地面からの衝撃がかなり足に負担がかかってしまう。
だから、この2点があるせいで色々施術を受けてもまた再発してしまっていた。
N・Sさんにはワイヤーを変えるには1ヶ月に1回のペースで交換で良いが、再発まで防ぐには歩き方と足のアーチを構成していかないと厳しいので次回だけ2週間後に歩き方と足のアーチを構成する運動を伝えるため来院してもらうことに。
回数も6~8回(ワイヤーの付け替え)かかるとお伝えしました。
初回の施術
初回は爪が皮膚に刺さっている部分をカットしていくことを優先しました。
これをするだけでN・Sさんはもう歩いてても痛みがほぼないとのこと。
爪が厚くなっていたため厚くなると負担がかかってしまうため爪も薄くしていきました
あとは、中で爪が巻いているのでワイヤーをかけて爪を上にあげていくことに。
2回目の施術(2週間後)
この時は、ワイヤーはそのままで再発しないために歩き方のフォームの確認と足のアーチを構成するエクササイズをお伝えしました。
再発まで防ぐためにはこの2点を良くしないと難しいので毎日エクササイズは家でもやってもらうことに。
4回目の施術(初回から3ヶ月、ワイヤー3回目)
この時も、ワイヤーの付け替えをしました。
痛みもあれから全く出ていないとのこと。痛みは出ていないが再発しないことが大事なのでエクササイズも頑張っているとのこと。
今はこの段階で終わっていますが、次回も1ヶ月後に来院される予定です。