【知りたい!】巻き爪になりやすいかどうかをセルフチェック!

巻き爪になりやすい人となりにくい人がいるのはご存知ですか?

 

「遺伝的な巻き爪もあると言いますが、兄弟姉妹の中でも巻き爪になる人とならない人がいるのは何故でしょうか?」

 

巻き爪になりやすい人の特徴としては、まず足の形が偏平足であったり外反母趾であったりするとその確率はかなり上がります。巻き爪と言えば足の親指の爪に起こるのが大多数ですが、足の形に由来している巻き爪ですと、親指以外の爪の端も巻いている傾向にあるのが特徴的です。

 

爪を切った時に、その切りカスが平らではなく端が引っ掛かりやすい人や、普通の爪切りでは端まで入りにくいと感じている人は巻き爪になりかけている、または生まれつきの爪の形が巻き爪になりやすいということが言えそうです。

 

いま現時点でこのような傾向がなくても、普段から履いている靴が足を圧迫しているケースや、激しいスポーツをしている、スポーツをしていて爪が変形するほどの怪我をしたことがあるなどの二次的な要因で、巻き爪になりやすくなる人もいますので自分の爪がどのような環境下にあるのかは自分で把握しておきたいものです。

 

巻き爪になりやすい?セルフチェック項目

 

①激しいスポーツをしていた、またはしている

 

バスケットボール、サッカー、フットサル、野球、ハンドボール、バレーボール、スキー、スノーボードなど、走る動きと止まる動きが絶え間なく続く運動をしている時、靴の中で爪が受ける衝撃は体重の何倍もの負荷となっています。

この衝撃を受け続けても巻き爪とは無縁の人もいますが、利き足だけ、蹴る方だけ、踏み出す方だけなどどちらかの足の指で巻き爪になる人も多いです。それらのスポーツを中断すれば快方に向かうこともありますが、反対に急に今まで受けていた負荷がかからなくなったことで爪が巻く力が勝ってしまいスポーツを止めた後に巻き爪に悩まされるケースもあります。

 

スキーやスノーボードの靴は、他のスポーツと比べてもかなり特殊であり、その危険性から硬めに作られていることも要因となって、巻き爪や外反母趾に悩まされるプレイヤーが多かったスポーツの代表でした。今はかなり改善され、プロの選手は専用に改良を重ねられたブーツを使用できるようになり、競技中にいかにベストコンディションで臨めるかどうかをサポートする態勢が整っているようです。その中に必ず足の動きと健康を考えられている側面があるという点は非常に興味深いですよね。

 

②爪が硬い

赤ちゃんや幼児の爪は瑞々しく柔らかくて、巻き爪とは無縁の硬さなのですが、大人になるにつれて強度が増すとともに硬くなり爪本来の柔軟性がなくなっていきます。

男性はそこまで爪の状態の変化に無頓着かもしれませんが、女性の多くはネイルやマニュキュア、ペディキュアなどをする機会があり、年々自分の爪が割れやすくなっていることや縦の筋が入るなどの変化を感じているのではないでしょうか。

爪が硬くなると巻く力も強くなりますし、爪を切る時に割れやすくなったり、切り跡にトゲが残りやすくなったりするので、巻き爪になりやすくなる状態がそろってしますのです。極端に薄くする必要はありませんが、あまりにも硬く分厚い爪になってきたと思う時は、表面をツヤツヤにする程度に薄く整えるのも一つの方法です。

 

何もしなくても乾燥知らずの手元が、家事や炊事などで年齢が出ると言われていますが、爪も同じように乾燥しやすく硬くなっていきます。ゴム手袋を使用する、就寝の際にはハンドクリームを塗って手袋をするなどのケアで手や爪の質感を保つことも可能です。

男性でも女性でもお肌に化粧水やパック、美容液などを取り入れるように、爪にも1日に1度の保湿から始めてみませんか?

 

③マニュキュア、ペディキュア、ジェルネイルなどを絶え間なくしている

ネイルをいつもしていると爪が呼吸できないからたまには休ませた方が良い・・・と言われていたのはちょっと前のお話です。今はネイルやジェルネイルそのものの害よりも、それを落とす時の除光液やアセトンに含まれる成分の方が爪に与える影響が大きいことがわかってきました。

ジェルネイルを施す時に薄く削る過程を行うのですが、薄くなったところにオフをする際の薬剤が入って極度に乾燥します。乾燥すると爪が縮んで硬くなるので、巻き爪になりやすくなります。この傾向がある人は、まず爪の幅が細くなることで自覚症状が現れます。

 

特に足の爪よりも手の爪の方が1年中ネイルを楽しめるので、マニュキュアやジェルネイルを休みなくしていて爪の幅が目に見えて細くなってきている人は要注意です。

 

④歩く機会が極端に少ない

主な移動手段が車であるという人で、1日の歩行数が1万歩とは言わないまでも5000歩にも満たないような生活をしている人は、今後巻き爪になりやすいと言えます。

爪は何もしないと内側に巻く傾向があり、それと同じ刺激を地面側から爪に与えようと思うと、歩くという行為が爪にとって一番適度な刺激となります。

そのため、家の中に階段がある、外には出歩かないけれど家事で忙しく立ち回っているというような人よりも、通勤で外に出るけれど常に移動は車で外回りなどもないデスクワークをしている人の方がかえって巻き爪にはなりやすいです。

 

そもそも座り続けると下半身の血行が悪くなり、エコノミー症候群や冷え性、浮腫みの原因にもなりますので、デスクワークに従事する人でも社内での移動は階段にする、なるべく通勤には公共交通機関を使うなどのちょっとした心がけで、巻き爪のリスクを減らすこともできます。

 

⑤外反母趾である

外反母趾の中でも、靭帯性外反母趾や混合性外反母趾、ハンマートゥ症候群などの症状がある人は、巻き爪も併発しやすいと言われています。

仮骨性外反母趾のように、親指の付け根に本来は形成されるはずのない仮骨が形成されて足の幅が極端に広くなってしまっている時、足の爪は意外にも全ての指が地面に対して平行に着地できているのですが、その他の外反母趾に多く見られるのは指自体が外側もしくは内側に倒れているという点です。

指が地面に向かって倒れているということは、地面と指の間に爪が常に挟まれているということを意味しますので巻き爪が悪化しやすい条件が揃ってしまうのです。

浮き指を意味するハンマートゥ症候群の場合は地面に足の指が着いていないから良いのではないかと思われがちですが、指が地面に着地していないということは歩いていないのと同じで爪に刺激が与えられていませんので、運動不足の巻き爪と同じ現象が起こりやすくなります。

 

これらのように、生活形態や仕事、趣味、足の形など様々な要因が重なり、巻き爪になりやすいかどうかの分かれ道となっていますので、自分が今どういう足の環境にあるのか、是非1度セルフチェックしてみてはいかがでしょうか?

 

サキュレでの治療方法

 

整骨院サキュレでは、巻き爪の専門医によるカウンセリングから、爪のクリーニング、ケア、施術までの過程を、お客様お一人おひとりに合わせた内容で丁寧に行っております。

炎症や化膿などがない健康的な爪の状態で矯正が可能であると判断された場合、処置を進めていきます。

矯正方法としては、インベントプラスという特殊なチタンワイヤーを使用する特許を取得した技術を導入し、画期的な施術を提案しております。

チタンワイヤーを爪の両端に引っ掛けて浮き上がらせ、皮膚と接触しないような角度に調整します。

爪の中心で繋ぎ止めるワイヤー自体は、上からジェルネイルと同じ要領でコーティングし、外からは触れないようになりますので家事や炊事などの邪魔になることはありません。

 

この矯正方法は、今まで使用されてきたワイヤー矯正法よりも爪への負担を大幅に減らすことができ、1回の施術から目に見える効果を実感していただける内容となっております。

この方法を導入している専門機関が少ないことから、まだまだ一般的ではありませんが、巻き爪の矯正方法としてはこれから定着していくことが期待されている技術です。

 

インベントプラスにかかる所要時間は5分~10分程度です。また、ワイヤーを装着した爪が先端に伸びてくるまで1~2ヵ月は継続して装着していられますので、毎日取り換えなければならない手間もありません。

 

また、インベントプラスは従来の金属製のワイヤーよりも嵩張らないのが特徴であり、装着したままでもスポーツを行っていただくことも可能です。特殊なワイヤーの上からコーティングも施すことで、従来の生活の妨げになることはまずありません。

 

サキュレで施術をした人の感想

 

ここ数年、マラソンに出るのが趣味なっているのですが、どうも足や踝、スネなどを含めて不調が増えてきたので総合的に判断をしてもらいたく受診しました。

そこでわかりやすく説明してもらったのが、まず足の形で自分がかなりのO脚であり、そのために腰や膝への負担が積もり積もって足やスネに疲労として蓄積されやすくなっていることでした。

 

そして何より自分ではノーマークだったのが、巻き爪になりかけているという点でした。巻き爪は、若い女性の片がなるものだと思っていただけに、まさか40代目前の男の自分がなるとは・・・まだちょっと半信半疑でもあります。

 

しかし巻き爪の矯正の施術をしていただき、同時にO脚や猫背、腰の歪みを調整してもらったあとの視界の広さは信じられないほど快適で、身長まで少し伸びたような気すらします。痛みを感じていなかったはずの爪も、矯正を受けることで解放されて、実は押さえつけられていたのだということもわかりました。

 

爪の健康などは今まで考えたこともなかったのですが、これからも快適にランニングを楽しみたいので巻き爪のメンテナンスと一緒に全身の歪みも調整してもらいながらトレーニングを続けていきたいです。

 

 

嬉しい感想をお寄せいただき、誠にありがとうございます。

 

巻き爪になりやすいかどうかを、巻き爪になる前に知っておくことのメリットは、事前に防げるのも大きいのですが、爪以外の体の状態との関連を意識できる所に一番のメリットがあると考えています。

あまり知られていないマイナーな爪の病気である巻き爪は、指と爪の狭い範囲で起こっているトラブルではなく、本当は全身の骨格とも非常に密接な関係があり、いつ何時どなたがどんなタイミングで発症してもおかしくないのです。

 

そして巻き爪になりにくい生活環境を整えることは、肩こりや頭痛、生理痛などを改善するのと条件としてはとてもよく似ていて、全身を健康に保つことができれば巻き爪にもなりにくい環境を作ることにも繋がるというわけなのです。

その環境の作り方は人それぞれで、犬を飼い始めたら運動量も増えて爪も健康になるケースもあれば、内脂肪を落として筋肉を付けたら姿勢も良くなり腰痛や巻き爪も改善されたというケースもあります。

 

自分に合っていて、自然に長く続けられる健康習慣を身につけて、同時に巻き爪になりにくい足の健康も手に入れてもらいたいものです。

 

 

知りたい!巻き爪になりやすいかどうかをセルフチェック!  まとめ

 

今回は、巻き爪になりやすいかなりにくいかのセルフチェック項目を挙げながら、具体的にスポーツを始めたことで巻き爪になりかけている人の話について詳しく触れてきました。

巻き爪がオシャレな高いヒールの靴を履く女性特有の爪のトラブルというのは、ごく一部の限られた情報が先走った結果であり、実は昔からプロスポーツ選手は巻き爪や外反母趾などの足のトラブルに悩まされてきた変遷があります。極端に激しいスポーツ以外にも、運動量が少なすぎても爪への刺激が足りないですし、ネイルなどを休みなくしていると、足だけでなく手の爪も巻き爪になりやすいことがおわかりいただけたのではないでしょうか。

 

これらの項目をチェックしながら自分の爪と向き合って、今必要なケアがどこにあるのかを判断する材料の一つにしていただければ幸いです。

 

サキュレではインベントプラスによる巻き爪の矯正と、全身の整体を行っています。

手術という方法ではなく、日常生活を送りながら巻き爪を改善していくこともできます。

巻き爪は爪のトラブルでありながら、全身に関係していることの多い疾患です。

気になる症状がある場合はお気軽にご相談くださいね。

 

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