K・Tさん 様
- お住いの地域
- 伊丹市
- ご年齢
- 61
- お仕事
- 主婦
- お悩みの症状
- 巻き爪
K・Tさん 様が当院に来院された経緯
パンプスを履いたら巻き爪の部分がうずいてしまう。そのため、痛みが出ないように靴を慎重に選んでいた。しかし、長時間歩く日の夜には、寝ている時にうずいて目が覚めてしまう。
その頻度が多くなってきて病院を探していると、巻き爪の手術という記事を発見。これはさすがに怖いと思い必死に探していると当院の手術なしでも大丈夫という項目が見つかり来院。
こんにちは。本日担当させてもらいます谷です。よろしくお願いします。
では、K・Tさんの巻き爪の状態について詳しく教えて下さい。
はい。2年前から巻き爪でした。最初は、パンプスを履いたら痛みが出たので痛みが出ないような靴を選びごまかしながら日々を過ごしていました。
しかし、最近になって長時間歩く日の夜には寝ている時にうずいて起きるようになってきました。
その痛みのせいで、今は4時間くらいしか寝れない状態です。
そうですか。それだけしか寝れないのは辛いですよね。では、早速ですが巻き爪の状態を確認しても良いですか?
初回の爪の状態
初回の爪の状態はこのような爪でした。
ぼくは、そんなに巻いていないのかな?と思っていましたが夜寝ているときにうずいて寝れない。と言っていたので「何かおかしい・・・。」
と、思って爪を器具で持ち上げてみると・・・
この点線の部分の爪の中が化膿しかけていました。
そのため、夜中に響いていました。
K・Tさんの痛みをなくし、再発しない為の施術のポイント
施術のポイントは・・・
①化膿部分をなくす
化膿部分を除去していただくために、ここの部分だけは皮膚科に行ってもらい薬をもらう。もしくは、薬局に行き自分で消毒をするようにしてもらいました。消毒方法は簡単なので、K・Tさんは自分で消毒することを選択しました。
②爪が皮膚に当たらない様にワイヤーで爪をあげる
消毒をした後にまた刺さっている部分が皮膚に当たってしまうと再び化膿してしまうので、化膿の部分に当たらない様にワイヤーで爪をあげる。
③歩き方のフォームの確認
歩き方をチェックすると巻き爪になりやすい歩き方でした。
本来の正しい歩き方は『3点歩行』です。
正しい歩行の時は、『踵→薬指→親指』の順番に重心がいくようにと解剖学的に言われています。
それがK・Tさんの場合は・・・
2点歩行と言って『踵→親指』の順番で重心がいってしまっていました。
なぜ?この歩行がダメかというと人間が歩く時の重心は実はかなり足にストレスがかかっています。そのため、足全体を使って足に対するストレスを緩和させる必要があります。
それが、K・Tさんのように2点歩行でそのまま親指にいってしまうと、そのまま親指にストレスがかかってしまい、足がストレスに耐え切れなくなってしまい、爪の方にまで影響が出てしまうからです。
だから、爪を色々と治療したがまた再発して爪が巻いてしまう人が多いのはこの習慣まで良くなっていない方が多いため再発してしまうのです。
その為、今記事に書かせてもらったこの3つのポイントを大事にしました。
初回の施術
初回の施術は皮膚に出来るだけ爪に当たらない様にしていきました。
奥の方までの爪の捲いている部分は初回では全部取れませんでした。ただ、K・Tさんは歩く時の痛み方が違うとは話をされていました。
K・Tさんの宿題は皮膚科に行くか、薬局へ行って自分で消毒するかを提案させてもらって自分ですると言われたので、次回も来るまでに薬局の方の話を聞いて消毒をするようにお願いしました。
次回は、爪も大事ですが巻き爪を引き起こしている『歩き方』をチェックしたいので1週間後の来院してもらうようにしました。
ワイヤーの交換は1ヶ月に1回のペースで交換していくことに。
1週間後の歩行のチェック
この日は爪自体には何もせずに『歩き方』だけを重点でチェックしました。
歩き方を動画で撮らせてもらい僕とK・Tさんでその動画を確認しながらフォームの改善をしていきました。
3回目の施術
3回目の施術の時には、歩いていても痛みはほとんどないとのこと。
消毒も薬局の人の話を聞いてから毎日ちゃんとおこなっているとのことでした。
※消毒液を使っているため、爪の色が変わっています。
6回目の施術
歩いても痛みを感じることもなく、爪もあげてチェックしましたが化膿している部分も良くなっていました。
歩き方もキレイに出来ていたので、爪に負担がかかることがないと判断し卒業しました。
患者さんの声
Q:いままでどのような症状や痛みで苦しんでいましたか?出来るだけ詳しく教えて下さい。
巻き爪がひどくなり、日中歩くことが長時間になると、夜眠る時に親指全体がうずいて眠れないことがたびたびおこるようになっていた。
Q:その症状に対して今までどのように対処していましたか?
なるべく長時間の歩行をさけるようにしていた。
Q:実際施術を受けてみてどうでしたか?変化があれば教えて下さい。
現在ではウォーキング(30~1時間)を行っても痛みでうずくことなく快適に歩いています。
Q:もし勧めるとしたらどんな人にすすめたいですか?
痛みで歩くことをがまんしている方に
※お客様の感想であり、効果機能を保障するものではありません。