【巻き爪トラブル】爪が割れやすい人危険信号

爪が割れるトラブルとは?

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「いっっっっったーーーー!!!」

大きな荷物を運んで足元が見えない時やふとした瞬間に、足をぶつけて爪が割れたら、激痛が走って日常生活に支障を来してしまいますよね。

しかも見栄えも悪いし、好きな靴もしばらく履けなくなってしまいます。

しかし、割れた爪が怖いのはこれだけではありません。

頻繁に爪が割れる、割れやすいという方はただの偶然では済まされない可能性があります。一体割れやすい爪はどんな状態になっているのでしょうか?

今回はそんな爪が割れてしまう方の原因を詳しく説明していきます。

気をつけたい爪の縦割れ

 

爪の役割には、指に力が入るように反動の支点となることの他に、指そのものを守る仕事もしています。

指先はとても繊細にできていて、爪がいつもよりすこし短いだけで小さい物をつまむことができなかったり、感覚が違ったりするなどわずか数ミリでも爪による影響は大きいものです。

 

ましてや爪が割れて力が100%かけられない時、何も不自由を感じないという人の方が珍しいのではないでしょうか。

もともと巻き爪気味だった爪が、ふとした怪我で縦に割れてしまい、巻き爪そのものの巻く圧力はいったん軽減されたもののそのままにしておくことで生じる次の危険性があることを考慮しておかなくてはなりません。

 

それは、爪の縦割れが爪の根元にある爪母まで達してしまうと、次に生えてくる爪が不完全なものになる、もしくは生えてこなくなる可能性があるということです。

爪は爪母で細胞分裂が行われて押し出されてきた角層が表面に出てきたものであり、それによって爪が伸びるという現象が起こっています。

この爪母での爪の生成作業が何らかの理由で中断、あるいは爪母の損傷により永久に行われなくなると次の爪が生えてこなくなります。皮膚は爪がない場所に対してどんどん盛り上がって侵食してくる特性がありますから、幅が細くなった中でまた巻き爪になるということが起こり得るのです。

 

爪が横に割れた場合はどうでしょうか?

横方向に割れて途中から浮いている場合、無理に剥がすことはせず絆創膏やテーピング等で補強の意味合いで残しておくことをおススメします。縦方向に爪が割れた時と同じように、爪が無い状態が長く続くと周りの皮膚に囲まれて爪が伸びる頃に皮膚とぶつかることが懸念されるからです。しばらくすると爪が伸びてきて割れた部分も切れるぐらいの長さになれば、元通りの状態に戻ります。

完全に割れて剥がれてしまい、なおかつ出血などが見受けられる時は早めに専門機関を受診しましょう。傷口からバイ菌が入り化膿してしまうと、爪が伸びる前に邪魔をして爪全体の疾患になることもあります。爪が割れて薄くなり過ぎた時は、新しい爪が伸びるまで一時的にスカルプチュアネイルなどで仮の爪を作っておくのも一つの方法です。

 

事故や怪我ではなく、爪が割れやすいというのがお悩みの人も最近では増えているようです。

 

爪が割れやすい人に考えられる原因

①過度なダイエットによる栄養不足

 

体重は減ったものの、髪の毛がパサつく・・・肌のトラブルが絶えない・・・疲れやすい・・・そんなふうに感じている人はいませんか?同時に爪の状態は健康ですか?

ネイルケアを続けていると、爪の健康にまでなかなか気が付かないものですが、少し伸びてきたときの爪がボコボコしていたり縦に筋が入っていたりするのは危険信号です。

他にも爪がすぐ割れてしまう、二枚爪になりやすいなどのトラブルが続くようになります。

髪の毛や爪、肌は生命の維持に比べると体内では優先的に栄養を回される所ではありません。

そのため、十分なタンパク質や油分などが不足すると、どうしても乾燥してトラブルの多い爪ばかりが生えてくるようになるのです。

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②水に浸かる時間が長い

炊事をする時間の長い人、美容関連の人、アウトドア関連の仕事、農業や林業等に従事されている人、など水に浸かる時間の長い仕事には様々な種類がありますが、総じて爪が硬くなりやすい傾向にあります。

これは、よほど念入りに爪のケアをしていないかぎり、「ふやける」→「乾燥する」を繰り返すことで爪の保湿力が失われて硬く縮んでいきやすいことに関係があります。

乾燥した木が折れやすいように、爪もまた柔軟性が失われることで割れやすくなり、次に生えてくる爪が丈夫でないとそのトラブルが続きやすくなります。

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③運動不足

これは巻き爪の原因そのもののように思われがちですが、爪が割れやすいこととも少なからず関係があります。

爪は地面からの力がかからないともともと巻いていく力が備わっていることは度々説明をしてきたかと思いますが、その力はかかり続けても良くないし、かからない時間が長すぎても良い影響はありません。爪が巻く力と同等の力が適度に、適宜かかることが重要なのです。

そのような習慣が無いと、爪の弾力性が失われて劣化しやすくなり、結果割れやすい状態になってしまいます。輪ゴムもそうですが、使っていないものをいきなり使うと切れてしまうのにも共通点があると言えそうですね。

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④加齢によるもの

 

お肌のシワやたるみと同じように、爪もまた加齢により変化していきます。

ターンオーバーの周期が約28日で整っていたのが、年々周期が遅くなり古い角質が表面に滞在している時間が長くなると、一つひとつの細胞の保水力も低下していきます。新しい細胞が作り出されるのもだんだんゆっくりになっていくため、新陳代謝だけを早めれば良いというわけではなく、新しく作られる細胞に栄養や油分、水分が行き届いていなければ次に外に出てくるのは弱くて脆い肌や爪が表面に出てくるようになってしまいます。

このように、爪が伸びるのも遅くなるとともに滞在時間が長くなることで乾燥し、新しい爪の強さが十分でないと割れやすい爪が続いてしまうのです。

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専門機関で巻き爪を受診するなら?

 

爪も皮膚なので、まずは皮膚科を受診するのが一般的です。

明らかに重度の巻き爪ではない限り、剥離をしたり切除したりすることはほとんど行われません。手術をするには軽度の場合爪を休めてくださいというアドバイスで、後はセルフケアによるところが大きいようです。そのため、病院では何も問題ないと判断されたからこのままの生活を続けて大丈夫と思い、巻き爪が進行しても気づかないということも起こります。

 

専門機関での巻き爪の診断で特に重要とされるのは、化膿や炎症を起こしていないかどうかです。爪の矯正は接骨院で行うことはできても、化膿や炎症を止めることはできませんし、飲み薬や痛み止めなどを処方することは専門外となるからです。

 

まずは専門機関を受診し、矯正を始めるにあたり問題がない状態であることを判断してもらった上で、爪のケアに取りかかれるとよいですね。

 

サキュレでの治療方法

 

整骨院サキュレでは、巻き爪の専門医によるカウンセリングから、爪のクリーニング、ケア、施術までの過程を、お客様お一人おひとりに合わせた内容で丁寧に行っております。

炎症や化膿などがない健康的な爪の状態で矯正が可能であると判断された場合、処置を進めていきます。

矯正方法としては、インベントプラスという特殊なチタンワイヤーを使用する特許を取得した技術を導入し、画期的な施術を提案しております。

チタンワイヤーを爪の両端に引っ掛けて浮き上がらせ、皮膚と接触しないような角度に調整します。

爪の中心で繋ぎ止めるワイヤー自体は、上からジェルネイルと同じ要領でコーティングし、外からは触れないようになりますので家事や炊事などの邪魔になることはありません。

 

この矯正方法は、今まで使用されてきたワイヤー矯正法よりも爪への負担を大幅に減らすことができ、1回の施術から目に見える効果を実感していただける内容となっております。

この方法を導入している専門機関が少ないことから、まだまだ一般的ではありませんが、巻き爪の矯正方法としてはこれから定着していくことが期待されている技術です。

 

インベントプラスにかかる所要時間は5分~10分程度です。また、ワイヤーを装着した爪が先端に伸びてくるまで1~2ヵ月は継続して装着していられますので、毎日取り換えなければならない手間もありません。

 

インベントプラスに使う特殊なチタンは磁気を帯びない性質を持っているので、手術を控えた年配の方や体調に不安のある妊婦さんでも安心してご利用いただけます。

 

サキュレで施術をした人の感想

 

爪が割れたままでは、当然のことですが矯正を施すことはできませんので、割れた爪が伸びて完全に指から長くなって切るまではその治療に専念しました。

幸いにも、爪の根元に亀裂が入るほどの怪我ではなかったので、いつも通りの日常を過ごし、割れた爪の間に多少ゴミが入りやすいぐらいの不自由さで済みました。

爪が割れたことでこのまま巻き爪も治ってしまうことを心のどこかで期待していましたが、そんなことはなく爪が伸び揃うと同時に巻き爪の痛みも再発し、複雑な心境です。

あえて爪に縦に割れを作っておくのはどうかと思ったほどですが、そのまま根元まで割れてしまう危険性があることを教えていだたき思いとどまりました。

 

実際にインベントプラスをしていただくと、皮膚科で以前に経験したような矯正器具を入れる時の激痛もなく、装着したその日から爪に圧迫される痛みも解消したのでとてもビックリしています。

これからも定期的に通って巻き爪が再発しないように気をつけていきたいです。

 

嬉しい感想をお寄せいただき、誠にありがとうございます。

 

怪我によって爪が縦に割れたのを機に巻き爪が軽減したという話は初めて聞いたケースでしたし、その方が痛くなくなったからという理由でまた縦に割っておこうという考えになるのも斬新だなと思いました。

しかし、何かの拍子にそのひび割れが進行して根元まで損傷してしまった場合、巻き爪の治療どころではなくなってしまいますので、安易に力の逃げ道として爪に傷をつけることはやめましょう。

 

爪そのものが生えそろっていない状態で矯正をスタートすることはできません。特に縦に爪が割れてしまっている時は完全に回復するまで待つことになります。そうしいないと、爪を持ち上げて矯正する力がきちんとかからないからです。

その点横方向に爪が割れた場合は、皮膚が見えていない限りはある程度の長さが残っていれば施術をスタートすることもできます。

 

巻き爪トラブル 爪が割れやすい人危険信号  まとめ

 

今回は、家の中での怪我から爪が割れたことから、その後の過ごし方と伸びてからの巻き爪のケアについてお話してきました。

怪我以外にも爪が割れやすくなる原因はあり、栄養不足になるほどのダイエット、仕事柄水を使う時間が長いこと、適度な運動や刺激が爪に足りていないこと、加齢による爪の質の変化などが挙げられます。

このように考えると、どなたも爪が割れやすくなる要因は身近にあることがおわかりいただけたのではないでしょうか?

 

また爪が割れて根元の爪母が損傷してしまうと、爪が生えてこなくなったり、薄いペラペラの爪しか生えてこなくなったりすることがありますので、ひび割れが進行しているように見えたら放置せずすぐに専門機関を受診しましょう。ネイルアートのためのものと思われがちなスカルプチュアネイルも、爪を保護するのに大変活用されているアイテムであり、爪の幅をキープしたい時や爪が剥がれた時などにも応用されています。

ただし、爪が割れた、剥がれたなどの際に出血や化膿などが見受けられない時のみ、施術が可能となります。

その点においては巻き爪の矯正も同じで、爪が生え揃っており、傷や炎症などがないことが最低条件となります。

爪が割れやすい人の爪の質は、総じて乾燥して縮んでいることが多いため、巻き爪になりやすい爪の質と共通するポイントが重なる傾向にあります。栄養のバランスに気をつけた食事や、爪の周りの保湿、適度な運動などあらゆる意味での健康に通じる生活習慣を見直して、ストレスのない生活を手に入れたいですね!

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サキュレではインベントプラスによる巻き爪の矯正と、全身の整体を行っています。

手術という方法ではなく、日常生活を送りながら巻き爪を改善していくこともできます。

また巻き爪とは関係ないかと思われるようなことが原因になっていることがありますので、気になる症状のある方はお気軽にご相談くださいね。

 

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