【どれぐらいかかる?】巻き爪にかかる治療期間

気になる治療期間は?

1

「自分に合う靴が見つからない!この巻き爪と一生付き合うなんて嫌になる!!一体いつになったら治るの!?」

 

いつも裸足でいられればストレスも半減しますが、仕事へ行くにも外出するにも靴を履かないわけにもいかず、毎日が憂鬱…なんて経験はありませんか?

 

巻き爪は、ほんのちいさな爪の端が巻くだけなのに常に激痛を伴うようになり、日常生活に与えるストレスは計り知れませんね。人間は異変をすぐに感じられるように痛みや痒みには敏感になる構造をしており、たかが巻き爪・・・と放っておくと手術が必要になるほど重症化することもあります。しかし早くケアを始めておけば、治療期間も短く済むものです。

 

体型やヘアケアに気を配るように、爪の健康の優先順位を考えてみるのもとても大切だと言えます。

今回はそんな巻き爪の治療期間についてスポットを当てて紹介させていただきます。まずはそもそも巻き爪になってしまう習慣について紹介します。

 

巻き爪になりやすい習慣とは

①姿勢のバランスが崩れてしまっている

 

皆さんは真っすぐに起立した時、足の指はそれぞれ地面に平行に着地できていますか?

巻き爪は親指に起こりやすいと思われていますが、他の指にも起こり得る爪の疾患です。

つまり、足の指が地面に着地するそれぞれの向きによって、中指の爪で巻き爪が起こることもあれば人差し指に起こることもあるというわけです。

きつい靴やつま先に重心がかかりやすい靴を履いている時間が長いと、それぞれの指がきちんと着地せず、傾いた指の状態が長く続くことで爪の片側ばかりに負担がかかり巻き爪を起こす要因となります。

親指に特に巻き爪が多い印象を受けるのは、指自体が大きい分、他の指よりも歩行バランスの影響を受けやすいことに関係しており、O脚やX脚、猫背や反り腰など、姿勢の崩れが歩行バランスの崩れを呼び、最終的に重心となる足の指の爪が変形を起こしているのが巻き爪の原因の一つなのです。

2

②つま先の狭い靴を日常的に履いている

 

フォーマルな靴を履かなければならない時、なかなか1日を通して快適に過ごせるということはないですよね。特に女性はそういった場面ではヒールが高い靴になることが多いので、脱いだ後につま先の感覚が弱い、平坦な道がフワフワ感じるなどの弊害が起こります。

しかしそれが毎日となると、足にかかる負担はかなりのものになり、足の先は常に圧迫されて血流が阻害された状態になります。爪はもともと巻く力がありますから、靴からの圧迫が手伝って必要以上に巻く力に加速してしまいます。

 

どうしてもヒールの高いつま先の細い靴を履かなければならない人は、クッション性のある中敷きを入れたり前に滑らないストラップを使ったりすることで、爪への負担を軽減させることができます。そしてなるべく1日の終わりには指全体を広げて柔軟性と足の指の筋力が衰えないようにしておきましょう。

3

③深爪している

 

皮膚と爪がぶつかると痛みが出るので、気になってどんどん爪を切ってしまうことはありませんか?

爪を短くしたらその分周りの皮膚が盛り上がってきて、巻き爪の根本的解決にはなりません。

また無理に爪を切ることでささくれやトゲが皮膚に刺さり炎症をおこして陥入爪になることも。

陥入爪になると皮膚が赤黒く腫れて、膿が出てくることがあります。そうなるとセルフケアではどうにもならず、炎症止めや化膿止めを服用しなければならず、切開手術を余儀なくされるケースもあります。爪と皮膚の間は乾燥させにくく雑菌が繁殖する温床となりますので、爪が皮膚とぶつかるのが気になる時はすぐに深爪せず、爪と皮膚の間にコットンパッキング法を施しながら空間を作って伸ばしていくのも一つの方法です。

4

 

④運動量が少ない、ほとんどしない

 

歩き方や立つ姿勢も大切ですが、姿勢が良くても運動量が爪に必要な量に達していないと、爪の巻く力が強くなり巻き爪になります。

この原因で巻き爪になるのは、高齢者や幼児に多いのが特徴です。

幼児はまだ爪も柔らかいですし新陳代謝も活発なため、知らない間に爪が元に戻りやすいのですが、高齢者は寝たきりや車いす生活など足の裏への刺激が極端に減ってしまうことが予想されますので、巻き爪の経過には注意が必要です。

巻く爪が苦痛で歩くのをやめてしまっている可能性もあるため、まず巻き爪は手術しなくても矯正で改善できるという認識を持っていただくところからスタートできればと思います。

5

 

専門機関で巻き爪の治療をするとどれくらいの治療期間になる?

 

・フェノール法

巻き爪の中でも皮膚に爪の端が食い込んで炎症を起こしやすくなっている場合、フェノール法を適用されることがあります。

これは皮膚と爪がぶつからないように爪の幅を狭くする施術で、局部麻酔をしてから爪の根元に薬剤をつけてその部分だけ爪が生えてこないようにしていきます。

手術にかかる時間は20~30分程度で、手術の1週間後に再度傷の経過を見ていきます。

その日に帰ることができ、比較的痛みも軽く、手術後数日の安静期間を除いては日常生活を送るのにそこまでの不便はないでしょう。

 

しかしフェノール法の心配な点は、爪の幅が狭くなったからといって、絶対に巻き爪を発症しないとは言い切れないところにあり、周りの皮膚が盛り上がってきて爪の端が食い込むとまた同じことが起こります。

 

・超弾性ワイヤー法

 

爪の端から端に形状記憶合金のワイヤーを架けて、持ち上げるように矯正する方法です。

フェノール法とはちがい麻酔は使わないので痛みはありませんし、爪を持ち上げた時から巻き爪の痛みからも解放されることでしょう。

処置にかかる時間も10~15分程度と短く、入院の必要はありません。傷もない処置ですので、入浴や運動などもいつも通りにすることができますが、あまりにも激しいスポーツをするとワイヤーが外れることがあります。

 

爪が伸びるのに合わせてワイヤーを架け直していき、軽度の巻き爪であれば数ヵ月程度、かなり変形の進んだ巻き爪だと1年ほど通院期間を要することも視野に入れておきましょう。

長い期間をかけて爪を矯正し、周りの皮膚もおさまっていくので再発することは稀ですが、靴や生活習慣にも気をつけて再発を防げると良いですね。

 

・B/Sスパンゲ法

 

特殊な強度と弾性を持つプラスチック製のバネ(スパンゲ)を爪の幅に合わせて固定します。

バネが元に戻ろうとする力を利用し、矯正していきます。ワイヤーを固定するように爪の端に穴を開けたり傷がついたりすることはありませんが、矯正力としてはワイヤーの方が強いと言えるでしょう。バネの弾力を維持するために月に1度スパンゲを取り換えながら経過を見ていきます。

巻き爪の軽い方であれば数ヵ月で装着しなくても良い状態まで整います。重度の巻き爪ですと、やはり1年ほどはかかると想定しておきましょう。

 

爪の硬さや厚みによってはバネの弾力に負けてしまうので、少し削るなどケアをしてから施術することになります。

施術したその日に帰宅できますし、靴を履くにも支障はありませんが、長い入浴やサウナなど水に浸かる時間や熱などプラスチックが劣化しやすくなるような環境は避けて過ごしましょう。

 

サキュレでの治療方法

 

整骨院サキュレでは、巻き爪の専門医によるカウンセリングから、爪のクリーニング、ケア、施術までの過程を、お客様お一人おひとりに合わせた内容で丁寧に行っております。

炎症や化膿などがない健康的な爪の状態で矯正が可能であると判断された場合、処置を進めていきます。

矯正方法としては、インベントプラスという特殊なチタンワイヤーを使用する特許を取得した技術を導入し、画期的な施術を提案しております。

チタンワイヤーを爪の両端に引っ掛けて浮き上がらせ、皮膚と接触しないような角度に調整します。

爪の中心で繋ぎ止めるワイヤー自体は、上からジェルネイルと同じ要領でコーティングし、外からは触れないようになりますので家事や炊事などの邪魔になることはありません。

 

この矯正方法は、今まで使用されてきたワイヤー矯正法よりも爪への負担を大幅に減らすことができ、1回の施術から目に見える効果を実感していただける内容となっております。

この方法を導入している専門機関が少ないことから、まだまだ一般的ではありませんが、巻き爪の矯正方法としてはこれから定着していくことが期待されている技術です。

 

インベントプラスにかかる所要時間は5分~10分程度です。また、ワイヤーを装着した爪が先端に伸びてくるまで1~2ヵ月は継続して装着していられますので、毎日取り換えなければならない手間もありません。

 

インベントプラスに使う特殊なチタンは磁気を帯びない性質を持っているので、手術を控えた年配の方や体調に不安のある妊婦さんでも安心してご利用いただけます。

 

 

サキュレで施術をした人の感想

 

なんとなく、巻き爪のためにそんなに長期間治療するのは嫌だな・・・という先入観があり、毎日痛いのに後回しにしてきましたが1回施術をしていただいただけであの不快な痛みから解放されて、自分の思い込みに反省。

 

爪が伸びたら取り換えるだけで良いとのことで、2~3ヵ月に一回通院すれば良いのも気が楽になりました。夜も開いているので仕事帰りに立ち寄れるのが助かります。

 

巻き爪と一緒に気になっていた踵の痛みも相談でき、自分の立ち方が知らない間に後ろ重心の猫背になっていてつま先まで踏ん張れていなかったことがわかりました。

首の凝りや腰痛なども巻き爪治療を機に向き合っていきたいと思います。

 

嬉しい感想をお寄せいただき、誠にありがとうございます。

 

体のどこかが常に痛いと考えるだけで毎日が憂鬱なのに、それを根本的に解決するのもまた時間がかかるので、質問者様のようになんとなくやり過ごしてきた方も多いのではないでしょうか。

 

巻き爪の治療期間は、はっきり言って長くなることは断言できます。

ただ、治療そのものは時間のかからないものばかりで、何ヵ月か置きに定期的に通院することが前提となります。

目安としては、今ある爪を矯正し次に生えてくる爪には変形が起こらないようにする期間、つまり爪が伸びて完全に巻き爪ではない爪に生え変わる約1年とされています。

 

爪が生え変わった後も、正しい靴選びや歩き方などを意識して、巻き爪が再発しないように過ごしていきたいですね。

巻き爪の痛みをかばうために足の形や姿勢が崩れていることもありますし、歩き方のバランスが崩れたことから巻き爪を加速させていることもありますので、爪のケアと一緒に全身の調整も続けていきましょう。

 

 

どれくらいかかる?巻き爪にかかる治療期間  まとめ

 

巻き爪の治療法には色々な違いがありますが、フェノール法のように爪の幅を狭くする手術は、術後2週間ほど日常生活を慎重に送らなければなりませんが、その他の矯正していく方法でしたら装着したその日からいつも通りの生活を送ることができるものが多いです。

 

施術時間そのものも短く、費用もそこまで高額になるような特殊な施術はあまり見かけませんが、巻き爪の矯正期間としてはかなりの日数がかかることを事前に理解しておきましょう。早い方は3ヵ月程度で矯正が必要なくなる方もいらっしゃいますが、だいたい1年ほどは矯正を続けた方がしっかりと定着できます。

6

 

そもそも長い年月をかけて変形し続けた爪ですから、それが元に戻るにも時間がかかるのです。

矯正を続けていくには、ワイヤーやチタン合金、特殊プラスチックのバネなど、素材の強度と強制力に合わせて、1~3ヵ月に1度定期的に取り替えるだけですので、治療期間と捉えるか、美容院のヘアケアのようにメンテナンスをすると考えるかにより巻き爪治療に対してのイメージも変わるのではないでしょうか。

 

巻き爪の矯正を終えて痛みや変形から解放された後も、巻き爪が再発しないように生活や運動、靴選びを見直して快適な生活を送ることが最終的な目標です。

 

 

サキュレではインベントプラスによる巻き爪の矯正と、全身の整体を行っています。

手術という方法ではなく、日常生活を送りながら巻き爪を改善していくこともできます。

巻き爪は爪のトラブルでありながら、全身に関係していることの多い疾患です。

気になる症状がある場合はお気軽にご相談くださいね。

 

巻き爪バナー決定

その他の記事