【また・・・?】巻き爪が何度も再発する理由は?

治ったはずの巻き爪が再発することがあるのはご存知ですか?

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「治っては巻き爪になり、治ってはまた・・・巻き爪のストレスから解放されたい!!!」

 

巻き爪が治るというのは実際にどういう状態を指すのか、人によって受け取り方は様々ですが、何も手入れをしなくても痛みや変形がない状態を指すのが一般的ですね。

毎日テーピングを取り換える、靴を履く時にもう1枚重ねる、通勤・休息用に別の靴を用意する、矯正器具を自分で装着する・・・など手入れのひと手間は毎日のこととなるとかなりの労力を必要とします。

 

これらの手入れを重ねて巻き爪が少し良くなると、しばらくは小康状態が続き、ある時ふと気が付くとまた巻き爪になっているケースが多いようです。

巻き爪が再発する理由を知っておけば、事前に防ぐことにも繋がりますので、巻き爪になりやすい理由を知って、予防策を身につけておきましょう!

 

巻き爪になりやすい人にはこんな特徴がある?

 

①爪の切り方が間違っている

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巻き爪についついやってしまうのが深爪ですが、深爪をしても伸びてきたら巻き爪が治っているなんてことはほとんどありません。逆に、どんどん皮膚の面積が増えることにより爪の周りに盛り上がってきて、ちょっとした切り残しやささくれが刺さり、炎症を起こすことも。

爪の切り方を変えるだけで巻き爪も緩和されるぐらい軽度の方は、まずは最初に少し我慢をして爪を伸ばしてみることをおすすめします。

 

伸ばす際に皮膚とぶつかるのが気になる場合は、爪と皮膚の境にテーピングや細く切ったバンドエイドなどを緩衝材の代わりに使うことで、皮膚とぶつかるときの不快感を和らげ、安定して爪を伸ばすことができるようになります。

 

もう既に爪と接触する皮膚に炎症を起こしている人は、専門機関を受診してそれ以上悪化しないように早めに手当てをすることが大切です。それを治してからでないと、爪を伸ばすにも痛くて耐えられないほどでしょう。

 

②外反母趾になっている

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巻き爪のほとんどが足の親指で起こるということは、そこに必要以上の力が加わり続けている可能性が考えられます。

外反母趾の人の足の親指は、付け根の骨が出っ張って『く』の字に曲がり、指が地面に平行ではなく傾いて接地しやすくなります。そうなると、地面に当たるのが指ではなく爪そのものなので、体重が爪の端にかかり変形を起こしやすくなるというわけです。

 

外反母趾が原因で巻き爪を起こしている人は、どんなに爪を矯正しても外反母趾そのものを改善しないことには重心が変わりませんので、再発しやすくなるリスクが増えてしまいます。

巻き爪と外反母趾は同じ専門機関では治療することができないため、その原因が結びつけられにくかったり、どちらかの治療だけが優先されたりすることで、どちらかの症状が悪化する現象が起こるのが難点です。

 

反対に、巻き爪の痛みを庇おうとして歩き方のバランスが崩れて、地面からきちんと重力を感じられなくなり外反母趾になっているケースもあります。どちらに原因があるのか、また完治した後の歩き方などにも着目しておくと他の部分で起こっている体の不調も改善されていくことが多いです。

 

③自分に合う靴を見つけられていない

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見た目に気に入る靴と、自分の足に合う靴は全くの別物です。

爪以外にも、踝の骨や、足の幅、土踏まずのアーチ、踵の角度など、人間の足は複雑で多様なものであり、市販されている靴の中で自分の足にピッタリのものを見つけることができている人は、実は少ないと言われています。

 

その中で、前に滑りやすい靴やつま先の細い靴を常日頃から履いている人、または柔らかくて軽過ぎるサンダルなどを愛用している人の多くに巻き爪が見られます。

爪を圧迫しなければよいならいつも楽なサンダルで良いのでは?と思われがちですが、爪には本来巻く力が存在しており、地面から対等の圧力を感じることで均衡を保っている特徴があります。

そこに、素材が柔らかく足に緩いサンダルばかりを履いていると、足の指先まで重力が伝わらずに爪の巻く力の方が勝ってしまうのです。

 

ちょっと近所のコンビニまで・・・というぐらいの使用でしたら何も問題ありませんが、巻き爪が痛くて靴が履けないからという理由で足を甘やかしていると、改善するどころか悪化する場合もありますので注意しましょう。同じ原理で、歩く機会が少なく運動量が極端に足りていない人も巻き爪になりやすく、矯正で一時的に改善しても再発しやすいことがわかっています。

 

④加齢にともない爪の質に変化が起こっている

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小さな子供の爪はすぐに伸びますが、薄くて柔らかいですよね。これは新陳代謝が活発なために、皮膚と同様に爪の生まれ変わるサイクルも早いことと関係があります。

しかし、40代にさしかかる頃から爪の厚みが増している、硬くなって割れやすくなっている、伸びるスピードが遅くなっている・・・そんな変化を感じている方も多いのではないでしょうか。

そうなってくると、今までの運動量で均衡を保っていた爪への加圧が足りなくなり、爪が巻く力の方が勝って巻き爪になりやすくなります。

 

寝たきりの高齢者に巻き爪が増えるのは、運動ができないことに加えて爪の質が変化していることが大きく関わってくるのです。

 

他にも血行不良で爪の先まで栄養が行き渡っていなかったり、乾燥していたりすることで同じ症状になることがあります。爪を保湿しながら適度に薄く整えて、巻きやすい環境から脱出しましょう。

 

専門機関で行う巻き爪の治療にはどんなものがある?

 

ワイヤーで矯正する

 

形状記憶合金のワイヤーを使用して、その反動で爪を持ち上げる矯正方法です。

爪の先端の両端にワイヤーを通す穴を開けてからワイヤーを通していきます。

白い部分が必要となりますので、爪が皮膚に埋もれて先端が見えない程深爪をしている人にはすぐに適応できません。

ワイヤーを通す穴を開けられる余地ができるまで爪を伸ばしてから処置を進めることになります。

爪を伸ばすにあたっては、コットンパッキング法を指導されたり、テーピング法を照会されたりすることが多く、自宅でのケアをマメに行いながら爪が伸びるのを待つことになります。

 

ワイヤーを通す施術自体は短時間で行うことができ、その効果はすぐに実感できるでしょう。

激しい運動を除いては、日常生活を送りながら爪の矯正をしていることで不都合を感じることはないようです。

 

妊婦さんや持病のある方は、万が一の手術などにも適応できる素材かどうかを確認してから施術してもらうのを忘れないようにしましょう。

また、1~2ヵ月に1度はワイヤーを取り換える必要があります。巻き爪の度合によっても半年から1年以上かけて矯正を続ける必要がある場合も。

通院できる時間帯、立地などを加味して、続けられる治療法かどうかを事前に考慮しておくことも巻き爪をしっかり完治させるためには必要なことではないでしょうか。

 

 

サキュレでの治療方法

 

整骨院サキュレでは、巻き爪の専門医によるカウンセリングから、爪のクリーニング、ケア、施術までの過程を、お客様お一人おひとりに合わせた内容で丁寧に行っております。

炎症や化膿などがない健康的な爪の状態で矯正が可能であると判断された場合、処置を進めていきます。

矯正方法としては、インベントプラスという特殊なチタンワイヤーを使用する特許を取得した技術を導入し、画期的な施術を提案しております。

チタンワイヤーを爪の両端に引っ掛けて浮き上がらせ、皮膚と接触しないような角度に調整します。

爪の中心で繋ぎ止めるワイヤー自体は、上からジェルネイルと同じ要領でコーティングし、外からは触れないようになりますので家事や炊事などの邪魔になることはありません。

 

この矯正方法は、今まで使用されてきたワイヤー矯正法よりも爪への負担を大幅に減らすことができ、1回の施術から目に見える効果を実感していただける内容となっております。

この方法を導入している専門機関が少ないことから、まだまだ一般的ではありませんが、巻き爪の矯正方法としてはこれから定着していくことが期待されている技術です。

 

インベントプラスにかかる所要時間は5分~10分程度です。また、ワイヤーを装着した爪が先端に伸びてくるまで1~2ヵ月は継続して装着していられますので、毎日取り換えなければならない手間もありません。

 

インベントプラスに使う特殊なチタンは磁気を帯びない性質を持っているので、手術を控えた年配の方や体調に不安のある妊婦さんでも安心してご利用いただけます。

 

 

サキュレで施術をした人の感想

 

ず、遅い時間でも開院されていることを知り、通いやすさから通院を決めました。

仕事の休みが不定期なため、どうしても平日の行ける時に行くというサイクルになってしまうので、普通の専門機関が開いている時に受診できないことが多いからです。

実際に巻き爪の矯正をするのは初めてではなく、少し改善してはまた痛くなり・・・を繰り返してきました。その原因がまさか外反母趾にあったとは知らず、長年悩まされてきた様々な足の疲労や肩こり・腰痛まで関係していたとは驚きです。

これは全身をトータルで診ていただけるサキュレさんならではの指摘だったのではないかと思っています。

 

巻き爪の矯正をしながら、足の骨格の調整を続けて、正しい歩き方を取り戻したいです。特に最近は年齢より老けて見られることも多く、下半身太りや浮腫みなども気になっていたので、足から健康を意識して若返るのが目標です。

 

年齢を重ねた方が巻き爪の治療が長引くと聞きましたので、自分の両親や友人などにも足のメンテナンスを勧めてあげたいと思います。

 

嬉しい感想をお寄せいただき、誠にありがとうございます。

 

何度も巻き爪を繰り返す人は、自分がそういう体質なのだと諦めていることが多いのですが、遺伝的な巻き爪を除いて巻き爪になりやすい体質というのはありません。

巻き爪になりやすいのは体質ではなく、習慣です。

 

習慣により積み重なった過剰な重力や締め付けにより、爪が変形せざるを得ないほどに悲鳴を上げている状態だとまずは理解してあげてください。これは肩こりや腰痛における疲労の蓄積を根本的には変わらないのです。

それが何故か筋肉の疲労を伴うと改善しようとするのに、爪の変形は治らないものというイメージが先行してしまい、他の体調不良に比べて後回しにされてきました。

 

実際には巻き爪になるには明確な理由があり、理由があるからには善処することができるということがまだあまり知られていないようです。巻き爪を再発しやすい人は自分の習慣を客観的に見直しながら施術を続けていくことで、今までは諦めていた快適な生活が手に入るということを知っていただけたらと思います。

 

 

また・・・?巻き爪が何度も再発する理由とは?  まとめ 

 

今回は、何度も繰り返して再発する巻き爪の理由と予防策について考えてきました。

深爪の習慣がある、外反母趾が原因の巻き爪である、靴が足に合っていない、年齢的に爪の質に変化が起こっているなど、理由は様々です。

深爪をしてしまう人はその習慣をやめれば半分以上の人が巻き爪を緩和できると言われていますが、その前に爪を伸ばす正しい方法を知っておく必要があります。

外反母趾の人も、自分で外反母趾を改善するには何をすればいいのかわからないから外反母趾も巻き爪も悪化してしまうのです。

靴や爪の質の知識も、知っていれば未然に防げることばかりなのです。

まだ日本では足に特化した医学が浸透しておらず、それらの知識や正しい活用方法が定着していないのが現状です。

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そのために我々はなるべく多くの人に正しい知識を知ってもらい、足元から快適になることで生活が一変する感動を分かち合いたいと考えています。巻き爪の治療は早くから始めるのに越したことはありません。再発を繰り返す理由を理解して、今度こそ本当の意味での解決を目指してみてはいかがでしょうか。

 

 

サキュレではインベントプラスによる巻き爪の矯正と、全身の整体を行っています。

手術という方法ではなく、日常生活を送りながら巻き爪を改善していくこともできます。

巻き爪は爪のトラブルでありながら、全身に関係していることの多い疾患です。

気になる症状がある場合はお気軽にご相談くださいね。

 

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