【治したいけど…】巻き爪の治療ってやっぱり痛いの?

巻き爪の治療は痛いと思い込んでいませんか?

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「巻き爪が痛いのだから、治療するとなったらもっと痛いはず・・・」

 

世間の巻き爪のイメージはなかなか刷新されることがなく、治療=痛いと思っている方が大半ではないでしょうか。

ただでさえ巻き爪で痛い毎日なのに、治療でもっと痛い思いをするなんて耐えられない!

 

確かに・・・そういう時代もあったようですが、日本人の足元と靴の歴史の変遷を辿るように、巻き爪の治療法も新しくなっていることはご存知ですか?

 

爪を剥がす、生えてこないようにする、幅を狭くするといった治療法はもはやマイナーな治療法となりつつあり、今では本来の爪を保存しながら治療し、再発しないようにアフターケアをするというのが一般的になっています。

 

巻き爪になる原因も、一昔前はハイヒールを履く若い女性がなるものと思われていたのが、幼い子供でも運動不足の高齢者もなりやすいこと、激しいスポーツをする人にも実は多いことなどが広く知られるようになってきました。

 

そういった、様々な年代や環境の巻き爪に対応できるように、その治療法も日々進化しているのです。そして今までは知識が乏しいばかりに結び付けて考えられてこなかった、巻き爪が引き起こす様々な弊害までわかってきました。

 

 

意外と知られていない!実は巻き爪が引き起こしている弊害

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①冷え性・むくみ

爪が巻いているだけで冷え性?と意外に思われるかもしれませんが、その爪が皮膚を巻き込んで体の一部の血液の流れを阻害しているとしたら関係性がおわかりいただけるのでではないでしょうか。

血行が滞ることで栄養も熱も行き渡らず皮膚が白っぽくなり、先端の新陳代謝が正常に行われず古い角質が溜まっていき、濁った色の分厚い爪になりやすいのも巻き爪が引き起こす冷え性が原因のとなっています。

 

また、リンパの流れも途中で止まってしまうことから、冷え性だけではなく浮腫みも引き起こすと言われています。痩せにくい、下半身が太りやすい、筋肉がつきにくい、足首を押すと痕がつくなどの症状がある方は、浮腫みやすい体質になっています。

 

これらの浮腫みは巻き爪が全ての元凶というわけでは勿論ありません。

しかし、内臓をはじめ体には不調がないのに、なぜか浮腫みやすいという方は一度足に原因がないか詳しく見てみるのも一つの打開策になることがあります。

 

②浮き指・外反母趾になりやすい

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巻き爪の痛みから、歩行時に足の指全体を地面に着けるのを避けるのが習慣となり、足の指を浮かせたまま足の平だけでベタベタと歩くようになり、浮き指が生まれます。

浮き指はハンマートゥーとも呼ばれる外反母趾の仲間で、足の骨の疾患の一つです。

靴を脱いで何もしていない時に足の指がカギ状に曲がって自力では伸ばせないものを指します。

変形が重度の場合は手術もやむを得ないと判断されることもありますが、最近では骨格を整えて鍛えることで回復できる方法もあります。

 

巻き爪の再発防止には足の指先まで全体を使って着地することが必要な条件ですから、爪の矯正をすると同時に足のつま先まで健康な状態かどうかをチェックしておくことは無駄にはなりません。

 

③体に不自然な姿勢になりやすい

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巻き爪の痛みを庇って姿勢が崩れたまま過ごしていると、どうしてもカカト重心になりやすいために、その後ろに倒れた体勢から視線だけ真っすぐにしようとして無意識に猫背になっていることがあります。

お腹の重みで状態を反らせた妊婦さんが首から上で視界を調整しようとして猫背になりやすいのと近いメカニズムです。

 

背中の筋肉が衰えていない間は猫背でも日常生活に不便を感じることは少ないかもしれませんが、高齢なると猫背だけでなく背中も前傾し首だけが持ち上がり、いわゆる腰が曲がった状態になりやすくなります。

若々しい姿勢を保つためにも、早い段階で猫背に気づき背中の筋力を強化しておくことが大切です。

その土台は、きちんと足の裏が地面にまんべんなく重心を分散できる構造から生まれます。

体の要所・要所を鍛えるのも必要ですが、まずはその筋肉の土台となる姿勢が崩れていないかどうかに気を配ることが第一歩となります。

 

④腰痛・肩こり・頭痛に悩まされる

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猫背は歳を重ねた時に不安要素になるだけではなく、その体に不自然な姿勢をカバーするために首や背中、腰、股関節などに必要以上の負担がかかる原因になります。

 

頭という大変重たいものを首や背中で分散して支えているところに、少しでもバランスが崩れるとその重みをカバーしようとして筋肉に疲労が溜まります。

それが慢性疲労として蓄積されることにより、痛みという形で体に信号が送られます。

筋肉の疲労はオーバーフローすると炎症となるため、ぎっくり腰やヘルニアなどになりやすくなるというわけです。

 

また首で血行不良になり、首から上で栄養や酸素不足になると、片頭痛を引き起こします。

頭をマッサージしたり頭痛薬を飲んだりしても一時的にしか改善しないのは、もしかしたら足に原因があるのかもしれませんよ。

 

 

巻き爪が引き起こす弊害には様々なものがあります。痛くて歩けなくなるだけではなく、血流やリンパを阻害することから冷え性や浮腫みになりやすくなること。痛みを庇って過ごしていると、足の指の骨が変形して自力では治せなくなること。足元の骨が変形することで、姿勢が崩れて猫背や反り腰になりやすくなること。その崩れた姿勢のまま過ごしていると、腰痛や肩こり、頭痛になりやすくなることなどが挙げられます。

 

これらはほとんどの人に見られる兆候で、あまりにも身近な弊害であるがためにまさか爪と関係があるとは思わないですよね。しかし爪が無ければ重力の作用を体重を支える力に変換することができないという原理がわかれば爪の重要性に気づいていただけると思いますし、巻き爪をそのままにしておくことがいかに危険で損なことか納得していただけるのではないでしょうか。

 

専門機関での巻き爪治療が痛いと言われていたのは何故?

 

ほとんどの治療に局部麻酔を必要としていたから

 

麻酔が必要となるということは、まずその局部麻酔をする注射がかなり痛いわけで、麻酔が切れたら当然痛みが戻って来るものです。

そのような処置をしてから、爪を剥がす、幅を細くするなどの処置が行われてきたために、巻き爪の治療=痛いというイメージが定着したようです。

治療後も2週間から1ヵ月ほどは通常の生活を送ることが不自由になり、炎症止めや痛み止めなどを処方されます。爪というマイナーな部分で起こるトラブルに、そこまでの期間と労力をかけて治療をするのは気が進まないと思う方も多いようで、巻き爪のイメージは長らく面倒なものとされてきました。

 

痛い思いをしても再発するから

 

巻き爪の原因が多岐に渡ることが解明される前は、巻き爪は何度治しても再発する、つまり痛い思いをするのに巻き爪はお別れできないものとされ、間違った認識に振り回されてきました。

しかし、巻き爪になるには明確な原因があることがわかってきたので、これからは治療の後にどのように過ごせば巻き爪の再発を予防できるかということまでアドバイスできる時代になりつつあります。

 

陥入爪の治療はいまだに痛みを伴うから

 

爪のトゲなどが皮膚に刺さり、炎症を起こして肉芽腫にまで進行してしまうと、そのトゲを取り除く過程では当然痛みを伴いますし、傷がついているためにしばらくは消毒や炎症止めの服用は余儀なくされます。これは巻き爪の矯正がどんなに進んでも変わることはありません。

しかし陥入爪も今や治らない巻き爪ではありませんから、正しい処置を行い、清潔に保つことで繰り返すことは予防できます。

 

サキュレでの治療方法

 

整骨院サキュレでは、巻き爪の専門医によるカウンセリングから、爪のクリーニング、ケア、施術までの過程を、お客様お一人おひとりに合わせた内容で丁寧に行っております。

炎症や化膿などがない健康的な爪の状態で矯正が可能であると判断された場合、処置を進めていきます。

矯正方法としては、インベントプラスという特殊なチタンワイヤーを使用する特許を取得した技術を導入し、画期的な施術を提案しております。

チタンワイヤーを爪の両端に引っ掛けて浮き上がらせ、皮膚と接触しないような角度に調整します。

爪の中心で繋ぎ止めるワイヤー自体は、上からジェルネイルと同じ要領でコーティングし、外からは触れないようになりますので家事や炊事などの邪魔になることはありません。

 

この矯正方法は、今まで使用されてきたワイヤー矯正法よりも爪への負担を大幅に減らすことができ、1回の施術から目に見える効果を実感していただける内容となっております。

この方法を導入している専門機関が少ないことから、まだまだ一般的ではありませんが、巻き爪の矯正方法としてはこれから定着していくことが期待されている技術です。

 

インベントプラスにかかる所要時間は5分~10分程度です。また、ワイヤーを装着した爪が先端に伸びてくるまで1~2ヵ月は継続して装着していられますので、毎日取り換えなければならない手間もありません。

 

インベントプラスに使う特殊なチタンは磁気を帯びない性質を持っているので、手術を控えた年配の方や体調に不安のある妊婦さんでも安心してご利用いただけます。

 

サキュレで施術をした人の感想

 

自分の母も巻き爪で、昔治療した時にしばらく痛かった!!!という話を聞いていたので、自分の中で巻き爪の治療は痛いものというイメージが植え付けられていました。

 

しかし育児や教育、運動の方法や食材の使い方も、時代とともに見直されて昔のままなんてことはほとんどありませんよね。巻き爪もまさにそれと一緒で、昔の常識が今は覆されているんだということを、自分が治療を受けるまで知りませんでした。

 

しかし実際に受けてみると、まずその場で爪が持ち上がって、あの巻き爪特有の不快な痛みがなくなり、狐につままれたような気持ちでした。まだ1回目の施術なのに?と不思議な気持ちで、自分の足なのに自分のものではないみたいに巻き爪から解放されたのが印象的です。

 

爪が伸びたら矯正のチタンワイヤーを取り換える必要があるそうなので、半年から1年ぐらいは2、3ヵ月に1度通うことになりそうですが、今までの巻き爪で憂鬱な毎日のことを思い出せば全然大変だとは感じません。

母の若い頃にこの方法があったら教えてあげられたのに…ということだけが残念です。

 

嬉しい感想をお寄せいただき、誠にありがとうございます。

 

そうなんです。巻き爪の治療は痛くない。これが今の新常識なのです。

実際に巻き爪になったことのある人にしかわからない毎日の痛み、不快感、ストレス。

この巻き爪と一生付き合っていかなければならないのかという絶望感。

 

そんな毎日とお別れできる方法が今はあります。

 

そして根気強く治療を続けていけば、矯正しなくても巻き爪が再発しない日が来るのも夢ではありません。しかしそこに辿りつくまでには、巻き爪になった年数と同じぐらいの期間を要すると考えておいてください。他の病気も同じですが、簡単に治る巻き爪はないのです。

 

爪を矯正しながら、日頃の食生活、運動などの生活習慣を見直し、歩き方や姿勢を正しく持ち直すこと。これらの要素が必要不可欠です。巻き爪の治療をしたからもう足には気を使わなくて良いと思っていると、たいていの場合は再発してしまいます。そのぐらい、足と私たちの生活が密接に直結していることを忘れないでください。

 

 

治したいけど…巻き爪の治療ってやっぱり痛いの?  まとめ

 

今回は、巻き爪が引き起こす意外と知られていない弊害と、昔からの治療法が痛いと思われてきたイメージについてお話してきました。

 

巻き爪は爪が皮膚に接触すること自体が痛いだけではなく、そこから血行不良になったり姿勢が崩れたりするなどの要因になることがわかりましたね。

そして爪というマイナーな箇所にも関わらず、その治療がかなりの痛みを伴うこと、さらに今でも巻き爪の仲間である陥入爪の治療の初期段階は痛いということから、治療に対してのマイナスなイメージが先行していることも、残念ながら否めません。

 

しかし、たかが爪に起こっているトラブルと見過ごして全身の不調と一生付き合うより、半年でも1年でも集中して治療しておいて快適に生活できた方が、結果的にはストレスなく年を重ねることに繋がるのではないでしょうか。

爪の重要性と生活を左右するほどの影響力について、多くの人に理解してもらえるように一緒に向き合っていきたいものです。

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サキュレではインベントプラスによる巻き爪の矯正と、全身の整体を行っています。

手術という方法ではなく、日常生活を送りながら巻き爪を改善していくこともできます。

巻き爪は爪のトラブルでありながら、全身に関係していることの多い疾患です。

気になる症状がある場合はお気軽にご相談くださいね。

 

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