【巻き爪に負けない!】強く健康な爪を作る方法

爪の質を変えることはできるの?  

 

「今は巻き爪を矯正しながら過ごしているけれど、いずれは何もしなくても再発しないのが理想です・・・」

 

小さな風邪をはじめどんな病気もそうですが、対症療法に使える薬があって、そこから治れば薬は飲まなくて良くなれば「完治」ですよね。薬を飲まなくてもよければ自然治癒力で治ったということになりますし、逆に糖尿病など長期間かけてある種の薬を飲まなければならないこともあります。

 

では巻き爪はどうか?といいますと、最初の発見が軽度であればあるほど、自然に巻き爪ではなくなっていく可能性もありますが、気づいた時には中度以上だと矯正や手術などの対処が急務となり、その治療や施術がいつまで行われるかは個人差があります。それに加えて、爪の質をどのように改善させていくかによってその矯正期間もかなり違ってくることになるのは、知識があるのと無いのでは大きな差となって現れてきます。

 

風邪薬を飲んでいるから食事は不摂生で睡眠時間は不規則で良いなんて聞いたことないですよね。それと同じように、巻き爪の矯正をしているから爪の健康は後回しで良いということにはなりません。せっかく矯正の一歩を踏み出すのであれば、爪の質を改善するところまで意識を向けてもらいたいものです。

 

 

強く健康な爪を作る方法とは?

 

①バランスの良い食生活を心がける

 

何よりも優先すべきことは、やはり栄養バランスの良い食生活です。健康のためにも、美肌のためにも土台となるのは毎日の食事であり、爪にも同じことが言えます。何を持ってしてバランスが良いと言うのか、どんな食材をどんなタイミングで食べれば良いのかわからない方も多いかもしれませんが、一番わかりやすく取り入れやすいのは「旬の食材を食べること」です。ビタミン○○が多いから何を食べる、カロチンが多いから、カリウムが多いからと、どんな食材にどんな栄養素が入っているからそれを組み合わせて・・・と考えるとハードルが一気に高くなってしまいます。

 

最初はそこまで意識しなくても、旬の果物と野菜を5種類から、生でも良いものと加熱した方が良いものを彩り良く。そこに穀物と肉や魚、キノコ類を加えていく。このように構成してみると、意外と食材選びは難しいものではなくなっていくのです。調理方法も、メニューを豊富にするのは後回しで、まずは好きな味付けで美味しいと感じながら食べる。まずはここからスタートすれば良いのです。油分も細胞を維持するためには必要な栄養素ですが、アマニオイルやえごま油など取り入れ方がわからなかったり味に慣れなかったりするものを流行に乗って無理に取り入れようとせずに、揚げ物の油を新鮮な米油に変えてみるなど体のことを考えて少しの変化から始めていきます。

 

糖質制限が声高に推奨されている傾向もありますが、一定量の炭水化物は生き物にとって必要不可欠なエネルギー源です。無理に削らず、ただし食べ過ぎないことを意識して食事のバランスを組み立ててみましょう。

 

 

②熟睡する

 

肌の新陳代謝に大切なのがゴールデンタイムに熟睡することであるというのは、もう既にご存知の方もたくさんいらっしゃるのですが、爪にとっても健康的に育つためには「良質な睡眠」は欠かせません。体を形作るものは全て細胞分裂の結果であり、その細胞が健康かどうかはどんな栄養素で形成され、どんな環境下で増えたかどうかが健康を左右します。

不摂生で寝不足続きの爪は、肌や体ほどすぐに答えが見えない分あとから目に見えて現れますし、さらに爪は半年から1年かけて伸びながら入れ替わるわけですから、長期間同じ状態が続いてしまうことになります。

 

乾燥して縦に筋の入った爪や、地層のように途中で変色して横に筋が入っている爪はありませんか?その時にはちょうど何らかの負担がかかっていたか、あるいは栄養や睡眠が不足していた、ネイルなどにより爪が疲れていたなどの可能性が挙げられます。

仕事や生活環境によっては夜の22時~2時に睡眠を取るのが難しい人もいらっしゃるかと思いますが、時間帯よりもまとまった睡眠時間を取ることに比重を置くことをおすすめします。そして寝る直前にテレビやスマホの使用を避けて、きちんと脳も休まるように熟睡するようにしましょう。

 

 

③こまめに潤いを与える(特に爪の根元!)

 

栄養と睡眠で爪の健康の土台ができたら、次は生えてくる段階で気をつけるポイントが「潤い」になります。爪は根元の爪母で作られているので、この爪の根元が乾燥していると生えてくる爪もガサガサしたキメの粗い質になってしまいます。ハンドクリームをこまめに使って爪の根元が乾燥しないようにする、足の爪も手のケアと同様の頻度で行うなど、爪の潤いを保つためには爪の根元を乾燥したまま放置しないこと。足の爪のケアとなるとなかなか1日の終わりにしかケアする時間も機会もないものですが、たとえばコットンに化粧水を浸したパックの残りを足の爪の根元にもするなどのひと手間を続けていくと、その後から生えてくる爪の質が明らかに良くなっていくのが顕著にわかるはずです。

 

 

④甘皮のケアを過剰にしない

 

甘皮を押し込むケアをしすぎて爪から浮いている人は、その部分だけ爪の質がデコボコになった経験はありませんか?

本来甘皮は爪と皮膚のつなぎ目に雑菌が入らないようにバリアの役割をしています。これを、爪を長く見せたいがために過剰に処理してしまうと、炎症の原因にもなりますし、常に乾燥する状態を作り出してしまい爪の質も左右することになるのです。ネイルサロンで行う甘皮のケアは、柔らかくしてから行いますし、爪に残っている白いカスを取り除く意味があり、決してむやみに押し込んでいるわけではありません。

 

自分で知識も無しに甘皮処理をして爪の質が粗悪になってしまう前に、プロのネイリストに適切な工程で必要な箇所だけやってもらう方が安心です。甘皮の処理が適切ではなくても、最初のうちは再生して爪に密着してくれますが、だんだんと甘皮が浮いてきて最終的にはそのまま硬い皮膚の一部になってしまうと元には戻りません。

⑤適度な圧力をかけてしなやかな爪にする

 

ここで言うところの爪にとって適度な圧力は「適度な運動」のことです。

手に置き換えると、適度な作業とも言えます。つまり、手や足をいつも使っているということが爪の健康に繋がっていきます。

爪は何の刺激も受けないと、カーブしている方向に曲がっていく力が勝ってしまい、どんな人でも巻き爪になる可能性があります。適度な運動や作業と聞くと特別な何かが必要になるかと思われがちですが、大げさに考えなくても、きちんと歩くことができていれば問題ありません。手は仕事をしたり家事をしたりしていると必然的に使う機会も多いのですが、現代人はどうしても足の爪に必要な運動量が足りなくなってしまうものです。決して毎日ランニングをした方が良いという話ではありません。

車じゃなくても行ける場所には歩いて電車を使う、自転車を使うなどの心がけで、爪に必要な適度な圧力が十分に与えられることになります。

 

サキュレでの治療方法

 

整骨院サキュレでは、巻き爪の専門医によるカウンセリングから、爪のクリーニング、ケア、施術までの過程を、お客様お一人おひとりに合わせた内容で丁寧に行っております。

炎症や化膿などがない健康的な爪の状態で矯正が可能であると判断された場合、処置を進めていきます。

矯正方法としては、インベントプラスという特殊なチタンワイヤーを使用する特許を取得した技術を導入し、画期的な施術を提案しております。

チタンワイヤーを爪の両端に引っ掛けて浮き上がらせ、皮膚と接触しないような角度に調整します。

爪の中心で繋ぎ止めるワイヤー自体は、上からジェルネイルと同じ要領でコーティングし、外からは触れないようになりますので家事や炊事などの邪魔になることはありません。

 

この矯正方法は、今まで使用されてきたワイヤー矯正法よりも爪への負担を大幅に減らすことができ、1回の施術から目に見える効果を実感していただける内容となっております。

この方法を導入している専門機関が少ないことから、まだまだ一般的ではありませんが、巻き爪の矯正方法としてはこれから定着していくことが期待されている技術です。

 

インベントプラスにかかる所要時間は5分~10分程度です。また、ワイヤーを装着した爪が先端に伸びてくるまで1~2ヵ月は継続して装着していられますので、毎日取り換えなければならない手間もありません。

 

 

サキュレで施術をした人の感想

 

インターネットのホームページを見て、自分も巻き爪になっていると思い矯正の施術をしてもらう流れになりました。

自分の場合は親指の片側の爪が巻いているだけで、1回の施術で持ち上がりましたし、もともと少し押されている感覚はあっても激痛まではなかったので、もしかしたら数回の取り換えでもう通わなくてもよくなるかもしれません。

 

しかし、特に巻き爪になるようなきっかけも心当たりも無かったのに、だんだん巻き爪になってきたということは今後もまた再発するかもしれないということですよね?

その不安の方が大きかったので、今回は矯正をしてもらったことに加えて、巻き爪になりにくい健康的な爪の作り方を聞くことができてとても参考になりました。

 

身体も年を重ねるごとに疲れやすくなりましたし、肌もお手入れをしていても年齢とともにそれなりになってきます。足も保湿をしないと全体的にガサガサしてきていたので、若々しい爪のケアと一緒に巻き爪になりにくい爪を意識していきたいです!

 

 

嬉しい感想をお寄せいただき、誠にありがとうございます。

 

巻き爪の矯正自体は1度でかなり改善しますし、爪が伸びて器具を取り替えるまで1~2ヵ月はそのまま日常生活を送っていただいて問題ありません。しかし、だからといって巻き爪のことを意識せずに過ごしても良いかと問われるとそうではなく、早く治したいのなら次に生えてくる爪の質を考えて生活をすることが巻き爪再発予防には一番効果的な方法となります。

 

炎症を起こしていない限り、軽度から重度の巻き爪に対処できる方法を提案させていただきますが、やはりいずれは何もしなくても巻き爪にならない状態になって卒業してもらえるのが、私たちにとっても一番理想的なことです。

 

そこで、その人の爪の状態から何が必要か、どんなことを心がけて生活をしてもらうのが良いかなども、お一人一人に合わせて一緒に考えていくようにしています。食生活を改善しても、胃腸が弱くきちんと吸収できていないこともありますので、その場合は全身のバランス整体なども取り入れながら、爪と密接に関係のある骨格や内臓のお話をすることもあります。そのぐらい、巻き爪は爪のトラブルにとどまらない大きな意味を持つ体からのメッセージでもあると考えているのです。

 

 

 

巻き爪に負けない!強く健康な爪を作る方法  まとめ

 

今回は、巻き爪としては軽度であってもその後どのように過ごしていくかというポイントに焦点を当ててお話してきました。爪は鉄分が不足すれば反り返って「スプーンネイル」になりますし、ビタミンが不足すれば白い斑点ができます。加齢とともに縦筋も入りますし、カルシウム不足で横向きに段が入ることもあります。そのぐらい、爪は常に自分の健康のバロメーターになってくれる存在です。一度そのような爪が生えてくると、伸びて切り落とすまで半年から1年ほどその爪と過ごすことになります。

 

そこでせっかく巻き爪の矯正を始めるのであれば、これから生えてくる爪は巻き爪になりにくい強くて健康的な爪であって欲しいですよね。栄養不足で硬く乾燥した爪は、やはり巻き爪になる確率も上がってしまうものです。逆に矯正しながら爪の質を改善していければ、通院の回数を減らして巻き爪の再発も予防できる、まさに一石二鳥のメリットが生まれます。まずは毎日の食生活と睡眠から見直してみませんか?爪と一緒に身体も健康になって、よりストレスの無い毎日が手に入るはずです。

 

 

サキュレではインベントプラスによる巻き爪の矯正と、全身の整体を行っています。

手術という方法ではなく、日常生活を送りながら巻き爪を改善していくこともできます。

爪は全身の健康のバロメーターです。

気になる症状がある場合はお気軽にご相談くださいね。

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