【夏は特に注意!】足が臭う人は巻き爪のリスクが高くなる!?

意外と知らない足の臭いと巻き爪の関係

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【こんなお悩み相談をいただきました】

 

お恥ずかしい話ですが、私は自分の足の臭いが気になって仕方ありません。

足の裏を洗う専用の石鹸などを使っているのですが、角質もガサガサしていますし、臭いが改善されているように感じません。

夏は特に、しっかり洗っても足が臭う気がして、靴を脱ぐような場所に出かけることが憂鬱です。

また水虫にもなっているのか、足の皮膚がところどころ虫食いのように捲れてきたり、ジュクジュクした湿疹が増えてきたりしています。

爪によってはと皮膚の間が白くなり分厚くなってきました。

 

もともと巻き爪の傾向はあり、なるべく爪を切るようにはしているのですが、足の匂いと巻き爪は関係あるのでしょうか?

できれば堂々と人前でも裸足になれるようになりたいです。

 

ご質問ありがとうございます。

巻き爪になると爪の間の垢が取れにくく、そこで菌が繁殖して悪臭のもとになっていることがあります。もともと足が臭いやすかった人が巻き爪になることもありますし、巻き爪になったから足が臭うようになった両方のケースが考えられるのです。

 

巻き爪を発症する原因には様々なものがありますが、爪の水虫もその一つです。

水虫の菌は大衆浴場やプールなどでも感染することがありますので、完全にシャットアウトするのはなかなか難しいことかもしれません。

そして足の水虫が爪に入り、爪がボロボロになってその後白濁したまま分厚くなってきたら要注意。

爪水虫も足の水虫と同様に完治までに日数がかかることがあり、他の爪にも感染しないように食い止める手立てを考えておきたいものです。

 

そこで今回は、足の匂いと巻き爪の関係についてお話していきたいと思います。

 

足が臭う時に考えられる理由

 

 

足裏に汗をかきやすい

足の裏にも汗腺があり、汗をかいて体温を調節しています。

足の裏から出る汗の量は1日160~200mlと言われており、その量は汗腺の数によってかなりの個人差があります。

部屋の中で、裸足でいるのに足の裏がベタつくということに思い当たる人は、足裏から出る汗が人一倍多い実感があることでしょう。

この汗自体には匂いが無いのですが、足の裏に常在している最近の種類によっては湿度で臭いを発生させる類のものがおり、それが足の臭いのもととなっているのです。

 

余談ですが、先日とある発見がなされた蚊に刺されやすい人の足の裏の細菌の話と、遠からず繋がりがあるように感じますね。足が臭いやすい人で蚊に刺されやすい人は、巻き爪になるリスクについても考えておいた方が良さそうです。

 

爪の間の掃除が行き届いていない

爪と皮膚の間には、靴下の屑や垢などがたまりやすく、そのままにしておくと蒸れた状態が続きカビや細菌の温床となります。

爪の白い部分と皮膚が接触している面が多い人はそれだけ垢などがたまりやすいので、切りそろえて溜まらないようにするのが得策です。

しかし、深爪をしすぎると巻き爪になってしまう場合もありますので、自分の足と爪の特徴を考えて、プロにケアをお願いするという手もあります。

ネイルサロンなどではネイルアートだけでなく、爪や手足全体のケアもしてくれますので、男女問わず定期的に清潔にしておくのは、急に人前で裸足になる機会があっても心強いのではないでしょうか。

 

巻き爪が原因で臭っている

巻き爪になると、上述のように爪と皮膚の間の垢や屑などを取り除くことができず、不衛生なままになってしまうことが多いです。

それに加えて、巻き爪が悪化しかけていると皮膚に爪が食い込んだ箇所に傷ができ、そのまま細菌が繁殖して化膿し、組織液が臭う場合もあります。

爪の間の臭いとは異なり、見た目もジュクジュクしている部分から悪臭を放つのは、感染症の疑いがあるという判断材料にもなりますので自己判断で消毒だけで済ませず、専門機関を受診するようにしましょう。

 

巻き爪が悪化して化膿する前に、まず赤く腫れて爪と皮膚の間のケアが自分で行えないような段階で早めに相談することが巻き爪の悪化の予防にも足の臭いの予防にもなります。

 

足や爪が水虫になっている

最近は乾燥している所では繁殖しにくいのですが、湿っている所では喜んで増殖します。

足に汗をかきやすい人で爪が湿っている時に、爪を組織しているケラチンというたんぱく質が細菌のエサとなりやすく、足裏から爪に水虫が感染することがあります。

この場合、足の除菌と乾燥をこまめに行わないと、足の臭いのもとも解消されずいつまでも水虫が増殖を繰り返すのです。

 

また爪の水虫により爪が分厚くなって、巻く力が強まると巻き爪が進行することにもなり兼ねません。

寝たきりの老人が爪の水虫になり巻き爪を発症するケースは年々増えています。

寝たきりになると歩くことで得られる地面からの刺激もないので、爪が内側に巻いていく力は強まる一方です。爪水虫の細菌の繁殖を抑えながら、爪の矯正を行っていくことで、早めに巻き爪の悪化を食い止めましょう。巻き爪が進行して化膿し始めると、抵抗力の弱い老人は他の感染症を併発することもあるので、たかが巻き爪・たかが爪水虫と軽く考えないことが大切です。

 

1日中同じ靴を履いたまま過ごさなければならないような職種の人は特に、足の臭いも水虫の増殖も悩みの種ですよね。

水虫の塗り薬をマメに塗る、途中で靴を履き替えて乾燥させるなど、足の特徴に合わせた対処が必要となります。

 

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足の臭いのケアや細菌の繁殖を抑えるには?

 

足裏に溜まった角質を落とす

古い角質は細菌が食べやすいタンパク質の宝庫です。

足の裏がガサガサしていると水虫も増殖しやすい環境になるので、まずは古い角質を落としてすべすべにしておきます。

やり過ぎると足の裏の皮膚が弱くなり、それを守るために角質が分厚くなるので2週間~1ヵ月に1度のケアで十分です。

自分で足の角質ケアができない場合は、フットケアを行っている専門のサロンにお任せするのも良いでしょう。

 

足の細菌に特化した薬用石鹸を使う

最近では、足の臭いは汗に問題があるのではなく足に住む細菌が原因であることがわかってきています。足を洗う用の薬用石鹸も充実していますので、毎日の入浴時に取り入れたいですね。

湯船に浸かることで不要な皮膚が浮きやすい状態となり、そのタイミングで専用の石鹸を使えばより効果を得られやすいでしょう。

足の裏には毛穴はありませんが汗腺は存在していますので、その汗腺の根元に効く必要があるのです。

 

爪の間を綺麗にする

爪は必要以上に長くせず、深爪しない程度に適度な長さに切りそろえておきましょう。

爪の間のゴミを出そうとして無理矢理に異物で掻き出すと、爪と皮膚が剥がされて傷になることがあるので、爪の隙間に厚みのあるものを入れるのは控えます。

夏は特に、その爪と皮膚の間が湿った状態が続きやすく、少しの傷でも化膿し悪臭の元となります。

自分で爪の間を綺麗にしたい時は、柔らかめの歯ブラシで優しくブラッシングするのがおすすめです。

 

靴下に気をつける

デオドラント効果のある靴下や、5本指ソックスで足の汗対策をしましょう。

足に汗をかきやすい自覚のある人は、替えの靴下を準備し、1日の間に履き替えるのも効果的です。その際に、足を除菌効果のあるウエットティッシュなどで拭き取ることで、新しく履き替えた靴下に細菌が繁殖するのを抑えることにつながります。

 

靴を休ませる

毎日同じ靴を履いていると、湿気が出ていく前にまた湿気が溜まり足にも靴にも良くありません。

できれば何足かをローテーションで履き回し、最近が繁殖する環境を作らないように心がけます。

靴の素材によりますが、靴を冷凍庫で1日寝かせることで細菌を死滅させるという方法もあります。

ただし、革靴などのデリケートな素材の靴では品質が劣化することもありますので、どの靴でも当てはまる方法ではありません。

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足湯

酢には殺菌効果があると言われており、昔は水虫の治療にも使われていたほどです。

足湯を行う際に酢を混ぜて足を休ませると、雑菌の繁殖を防ぐことにもなりますし、全身浴ができない時も体が温まりリラックス効果を得ることができます。

帰宅後のホームケアにピッタリなのではないでしょうか。

 

 

爪水虫と巻き爪で専門機関を受診する場合

 

爪水虫になると、臭いのもとにもなりますし、爪がボロボロに変形し巻き爪になりやすくなります。

また、重度の爪水虫の場合は巻き爪の矯正を取り入れることができず、いったん爪水虫の治療に専念しなければならないケースもあります。

 

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飲み薬を服用する

爪水虫には塗り薬が効きにくいと言われているので、飲み薬を処方されることがほとんどです。

しかしかなり強い薬なので、妊婦さんや年配の方には副作用の心配から推奨されていません。

しかも爪が完全に生え変わるには数ヵ月~半年、場合によっては1年かかることもありますので、その間ずっと薬を服用し続けられる人に限定されてしまうのです。

肝臓の数値をチェックするために、この飲み薬を服用する際には定期的に血液検査を行うことが義務付けられています。

 

塗り薬

クリーム状の塗り薬では爪に浸透する力が弱いため、液状の塗り薬が効果を発揮します。

飲み薬よりは効果を得られるスピードは遅くなりますが、爪が生え変わるまで塗り続けることで、爪水虫の完治を目指すことができます。

爪水虫になると爪が分厚くなってくるので、塗り薬を使用する前に薄く削っておくと、薬が浸透しやすくなります。

 

市販の爪水虫の塗り薬には「クリアネイルショット」というものもあります。

すぐに専門機関を受診できない時は応急処置として取り入れてみましょう。

 

サキュレでの施術方法

 

整骨院サキュレでは、巻き爪の専門医によるカウンセリングから、爪のクリーニング、ケア、施術までの過程を、お客様お一人おひとりに合わせた内容で丁寧に行っております。また矯正方法としては、インベントプラスという特殊なチタンワイヤーを使用する特許を取得した技術を導入し、画期的な施術を提案しております。

この矯正方法は、今まで使用されてきたワイヤー矯正法よりも爪への負担を大幅に減らすことができ、1回の施術から目に見える効果を実感していただける内容となっております。

この方法を導入している専門機関が少ないことから、まだまだ一般的ではありませんが、巻き爪の矯正方法としてはこれから定着していくことが期待されている技術です。

 

巻き爪になっていると、人一倍爪の間に色々な種類のゴミが溜まりやすく不衛生な状態になっています。まずはクリーニングを行い、爪を清潔に保つことが大切です。

矯正方法であるインベントプラスにかかる所要時間も5分~10分程度です。また、ワイヤーが先端に伸びてくるまで1~2ヵ月は継続して装着していられますので、長期的な予定に備えておくこともできます。

 

インベントプラスに使う特殊なチタンは磁気を帯びない性質を持っているので、手術を控えた年配の方でも安心してご利用いただけます。

 

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サキュレで施術をした人の感想

 

足の臭い、水虫、巻き爪・・・と、トラブルだらけで恥ずかしくて人前で裸足になることができなかった私の足ですが、巻き爪はまず施術をしていただいたその場で痛みが緩和され驚きました。

爪の間を清潔にするつもりが、巻き爪になりやすい深爪になっていたことを教えていただいたので、これからは切り過ぎないように気をつけたいと思います。

 

巻き爪の当たる皮膚が化膿することでも臭うことがわかったので、まずは巻き爪を完治させて菌の温床になるのを防いでいきたいです。

 

水虫の治療は引き続き専門機関でお世話になることにしました。

これからも、水虫と巻き爪が悪化して臭いの原因を作らないように、マメにケアしていこうと思います!

 

 

 

詳しい感想をお寄せいただき、誠にありがとうございます。

 

サキュレでは、巻き爪の施術とアフターケアについて、日々研究を重ねております。

手術ではない方法で、日常生活にも支障をきたすことなく巻き爪を改善していけるように、これからも様々なケースの巻き爪に向かい合っていきます。

 

 

【夏は特に注意!】足が臭う人は巻き爪のリスクが高くなる?  まとめ

 

今回は、足が臭う人と巻き爪のリスクについて考えてきました。

巻き爪になって足が臭っているケースもあれば、足に細菌が住み着いたのが原因で巻き爪になる両方向からのケースがあることがわかりました。

 

巻き爪になると、爪と皮膚の間に溜まったゴミが取り出せず、カビが発生したり腐敗したりして悪臭のもととなります。

また巻き爪が進行した際に化膿した部分から出る感染症の臭いも、違う種類の悪臭となっていることがあります。

足を何度洗っても臭う時、もしかしたら爪に原因があるのでは?と思い当たっていただくきっかけになってくれたらと期待しています。

 

また、足の裏に汗をかきやすく細菌が繁殖しやすい人で、爪が湿っているところに水虫菌が入り込んで爪水虫になってしまった場合、巻き爪のリスクが高まりますので他の爪に感染する前に早めに対処しておきたいですね。

爪の水虫はまず爪が白濁し、次第に分厚くなり、最後はボロボロに剥がれてくるのが特徴です。

自分では気づくことのできない年代の爪水虫が増加して、それによって巻き爪も増加しているので、ご家族や近くにいる方に爪のこまめなチェックをお願いしたいところです。

 

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サキュレでは、丁寧な爪のクリーニングと最新の技術を取り入れた巻き爪の矯正を行っております。

性別や年代、生活環境によって巻き爪になる原因が違えば、治療に関わる期間も変わってきます。

しかし、巻き爪の矯正だけでなく、今後巻き爪が再発しないように根本的に解決していけるよう、みなさんお一人おひとりの症状に合わせて一緒に考えていきたいです。

 

巻き爪には手術が必要だと言われてなかなか踏み切れない方も、まずは一度ご相談ください。

 

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