【夏は気を付けたい!】暑い時期に気を付けたい巻き爪の原因

巻き爪が悪化するのは足が覆われる冬だけだと思っていませんか?

 

 

「ネイルをしていない時の爪は、なんだかガサガサ乾燥して巻き爪も固くなっているみたい・・・」

 

巻き爪に悩まされている人で、きちんと治療を続けていない場合、少し良くなったかな?今はかなり調子悪いかも。などの小康状態を繰り返して、徐々に巻き爪の状態に慣れてしまい、気づいた時には自分ではどうしようもできないほど悪化している、または炎症を起こして巻き爪の治療に入る前にもう一段階処置しなければならない段階があるほど手がつけられなくなることがほとんどです。

 

足をきちんとホールドできない緩いブーツを履く機会が増える冬も巻き爪は悪化しやすい季節ですが、皮膚と同じように紫外線を受けて乾燥しやすい夏もまた巻き爪によっては良い環境とはいえません。

 

この時期にきちんとケアをしておけば悪化を防ぐことができますので、せっかく裸足でいる時間が長くなる夏に、巻き爪の本格ケアをはじめてみませんか?

 

夏に巻き爪が悪化する原因

 

①紫外線によるダメージ

 

夏は爪以外にも、髪の毛や皮膚も紫外線を受けてダメージを受けやすい季節です。

皮膚は日焼けをしても新陳代謝が行われて新しい皮膚に再生されますが、髪の毛や爪のように既に「死んでいる」角質層の集まりが紫外線ダメージを受けると、層と層の間に保水力がなくなり乾燥します。

一度角質層が壊れてしまうと、伸びて新しい部分が出てくるまではダメージを受けている部分が外にさらされ続けることでどんどん乾燥して硬くなり、やがて髪の毛であれがゴワゴワでしなやかさが無い髪質になり、爪では見た目にも白く線が入り、もともと巻き爪の傾向のある人では巻き爪が縮みやすく硬く巻いていきます。

 

それを防ぐには、日頃から皮膚と同じように爪にも紫外線対策をして、就寝前には保湿をする習慣をつけることが大切です。顔は日焼け止めも使い洗顔をして保湿をするし、髪の毛もトリートメントや帽子で紫外線対策をするのに、爪だけはどうしてもケアを怠りがちですよね。

 

塗るタイプの日焼け止めを爪にも毎日使うのは手間に思われるかもしれませんが、最近ではスプレータイプの日焼け止めも市販されています。保湿もスプレータイプにすればサッと一吹きでケアをプラスワンできますので、お風呂上りに気軽に取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

②湿度が高く雑菌が繁殖しやすい

 

夏は室温で食べ物を保管するとカビが生えやすいように、足にも雑菌が繁殖しやすい季節です。

いつものように爪を切っただけなのに、赤くなって痛くなったり、怪我が治りにくく化膿したり、そんなトラブルが増える季節でもあります。

もともと少し巻き爪気味だった人でも、ちょっとした深爪から爪と皮膚の間にばい菌が入り込んで陥入爪になりやすいので気をつけましょう。

 

爪の手入れをするのは、お風呂に入って清潔な時に行うのが一番良いのですが、もしそのようなタイミングで行うことができなければ除菌ウエットティッシュで足や爪切りをふき取ってから行うようにしましょう。

また水虫ケアにも一定の効果を発揮すると言われている「酢」にも殺菌作用がありますので、酢を薄めた足湯をしてから爪のケアをするのも、爪が柔らかくケアしやすくなるので一石二鳥です。

 

③意外と冷えている

 

エアコンの入る季節には、体は暑くても末端は冷えやすいものです。熱い湯船に入ると真冬のように体温と温度差を感じて意外に思うこと、ありますよね。

冷えている時、どうしても末端の血流は滞りがちで栄養素が十分に運ばれにくくなります。そうすると、爪が再生するのに十分な栄養が足りず、次に生えてくるスタンバイをしている爪が最初から水分や油分の乏しい感想しやすい爪になってしまうのです。

 

夏だからといってシャワーばかりで済ませず、ぬるめのお湯にゆっくり浸かって末端まで温めるようにしましょう。そして保湿をしながら時にはマッサージをして、血行を促進させておきます。特に爪が生えている根元をケアしておくことで、指自体も綺麗に見えますし、健康的な爪が継続的に生えてくる手助けになります。

 

④浮腫みやすい

 

夏に足が疲れやすい、靴がきつく感じる、足首が太くなったように感じる、これらは全て浮腫みが原因で起こるトラブルです。

足が浮腫むと靴がきつくなって巻き爪を圧迫しますし、爪が皮膚に押される原因にもなります。

 

汗をかいているのに浮腫むなんて、どこか矛盾していると思いますよね。

汗をかくことと水分を排出することは全く別のことで、汗をかく分だけ体の中の排出されるべき毒素は尿に乗せられずに溜まっている可能性も・・・。

また汗をかくのが嫌で、いつもより運動量も減少傾向になるので、体の中のポンプがうまく作動しなくなり代謝が落ちる原因にもなります。

 

ふくらはぎで水分が滞ると、心臓までいらない血液が送られずに浮腫みやすくなります。暑い時期に外をたくさん歩いたり走ったりするのは熱中症の心配もありオススメしませんが、涼しい室内にいる時は入浴以外にも、つま先立ち運動やスクワットなど、下半身の筋肉を意識して動かすようにしましょう。足が浮腫みにくくなるとすっきり細く見えて夏の水分太りを打開できますよ。

 

このように、爪を露出している季節だから巻き爪が靴に圧迫されなくて夏は快適?!かと思いきや、落とし穴がたくさんあることがわかりましたね。夏の間に汗をかくからと言って保湿を怠ると秋に吹き出物がでやすい肌になるように、暑~い3ヵ月も爪のケアを忘れずに過ごしておけば巻き爪の悪化を食い止めることに繋がります。

 

自分でもできる?巻き爪の矯正方法

 

巻き爪ワイヤーガード

専門機関で行う巻き爪の矯正方法の一つであるワイヤー法を応用した自宅でもできる矯正器具です。爪の先に穴を開けるのは素人には危険ですが、ワイヤーガードは爪の端と端に小さなクリップを挟んでバネが戻る反動を使って矯正していきます。

肌色の保護テープも付いているので、そのまま靴を履くことも可能となっています。

 

かなり強力なので自宅でもかなり進んだ巻き爪の矯正をスタートさせることができますが、どうしても専門機関で行うよりは外れやすく、爪と一体化していない矯正器具では違和感が残ることは否めません。つま先の狭い靴や革靴では、矯正器具が引っ掛かりを感じることもあるでしょう。

またある程度距離が無いと持ち上げる力が弱くなりますので、親指以外の指の巻き爪には不向きです。

 

ほとんど家の中にいて裸足で過ごす時間が長い人、サンダルを履いて親指を出している時間が長い人、寝たきりでなかなか通院できない人などにはオススメのセルフケア用品となっています。

定期的に通院できるようになるまで応急処置的に取り入れておくのも効果的と言えます。

 

万が一、巻き爪をセルフケアしていたら悪化したと感じたときはすぐに中止して専門機関を受診するようにしましょう。

 

 

サキュレでの治療方法

 

整骨院サキュレでは、巻き爪の専門医によるカウンセリングから、爪のクリーニング、ケア、施術までの過程を、お客様お一人おひとりに合わせた内容で丁寧に行っております。

炎症や化膿などがない健康的な爪の状態で矯正が可能であると判断された場合、処置を進めていきます。

矯正方法としては、インベントプラスという特殊なチタンワイヤーを使用する特許を取得した技術を導入し、画期的な施術を提案しております。

チタンワイヤーを爪の両端に引っ掛けて浮き上がらせ、皮膚と接触しないような角度に調整します。

爪の中心で繋ぎ止めるワイヤー自体は、上からジェルネイルと同じ要領でコーティングし、外からは触れないようになりますので家事や炊事などの邪魔になることはありません。

 

この矯正方法は、今まで使用されてきたワイヤー矯正法よりも爪への負担を大幅に減らすことができ、1回の施術から目に見える効果を実感していただける内容となっております。

この方法を導入している専門機関が少ないことから、まだまだ一般的ではありませんが、巻き爪の矯正方法としてはこれから定着していくことが期待されている技術です。

 

インベントプラスにかかる所要時間は5分~10分程度です。また、ワイヤーを装着した爪が先端に伸びてくるまで1~2ヵ月は継続して装着していられますので、毎日取り換えなければならない手間もありません。

 

矯正をしている間は、もちろんネイルをすることは控えていただきたいですが、インベントプラスは細いワイヤーで見た目を邪魔することはほとんどありません。他の指はネイルを楽しんでいただいて全く問題ありません。

 

サキュレで施術をした人の感想

 

夏だしフットネイルを楽しみたいのに、爪がガサガサしてどうも押されているような感じがする・・・そう思って受診したところ、巻き爪の矯正自体は短時間で終わり、なにより思っていたよりも目立たないワイヤーだったことに驚きました。

首につける細いチョーカーのような感覚で、他の爪のネイルのデザインも邪魔しないように感じるほどです。

 

他にも普段から爪に気を付けることをたくさん教えていただき、早速取り入れたいことばかりでした。ダイエットや美肌には気をつけているのに、爪の質までは気が回っていなくてちょっと恥ずかしかったです。

ネイルサロンで爪の周りの甘皮ケアをする以外にもできることがたくさんあるみたいなので、早速スプレータイプの日焼け止めと化粧水から習慣にしたいと思います。

 

また、汗をかく季節なのに足が浮腫みやすいのを不思議に感じていたので、汗をかく=カロリーを消費しているわけではなく毒素を出しにくくなっているということを意識して、涼しい場所で運動を取り入れていきたいです。

 

 

嬉しい感想をお寄せいただき、誠にありがとうございます。

 

今や若い人でも巻き爪になる人が増えている背景の一つにはやはり、運動量が減っていることに加えて、靴の種類が増えてオシャレになった反面足への負担が増えていること、座る時間が長くなり姿勢が悪くなっていること、体型を気にして爪に十分な栄養が回っていないことなどが考えられます。

そして、年々猛暑になりエアコンという快適なツールが普及してから、体温と外気の差があり過ぎて水分調節がうまくいかなくなっている人が増えていることも巻き爪悪化の一端にあります。

 

これらのことを解消するためには、熱中症になる危険を押してまで自然の温度で・・・というのは絶対に無理がありますので今いる環境で対策をしていくしか方法はありません。

芸能人の間でも、トレーニングをしている人が増えているのは大変良い傾向にあり、一般人の間にワークアウトの習慣が根付くと、健康にも爪にも良い効果をもたらすことが期待できます。

 

そして、巻き爪は軽い間に処置しておけば治療期間も短く済みますし、最初から専門機関を受診することで傷や化膿などの二次的なトラブルを避けることにも繋がります。どうしても通院が難しい時はインターネットを検索すれば矯正器具や爪そのものを柔らかくして形をリペアする道具も販売されていますので、用法を守って正しく取り入れましょう。

 

夏は気を付けたい!暑い時期に気を付けたい巻き爪の原因  まとめ 

 

今回は、足を出す機会が増える季節だからこそ気をつけたい巻き爪の原因について考えてきました。露出する時間が長い分、爪を圧迫しなくて巻き爪には過ごしやすいかと思われますが、夏は夏で気を付けたいことがたくさんありましたね。

 

基本的には、「肌が受けるのと同じだけのダメージを爪も受ける」ということを忘れないでいただきたいです。そして、肌のようにその場で新陳代謝が行われないのが爪の特徴で、綺麗になるには次の新しい部分が生えてくるのを待つより仕方ありません。そのために今ある部分を大事にしながら過ごすことが巻き爪を悪化させないポイントとなります。

 

日焼け止めと保湿、冷え症にならないように血行を促し、浮腫まないように水分コントロールと適度に体を動かす・・・などの基本的な毎日の習慣が健康的な爪の土台作りに繋がり、既に巻き爪の矯正をしている人も改善しやすい爪の質へと導いてくれますよ。

 

サキュレではインベントプラスによる巻き爪の矯正と、全身の整体を行っています。

手術という方法ではなく、日常生活を送りながら巻き爪を改善していくこともできます。

巻き爪は爪のトラブルでありながら、全身に関係していることの多い疾患です。

気になる症状がある場合はお気軽にご相談くださいね。

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